無印都市の社会学: どこにでもある日常空間をフィールドワークする

  • 法律文化社
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784589035318

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  • ◎信州大学附属図書館OPACのリンクはこちら:
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  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/61079

  • <閲覧スタッフより>

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    所在記号:361.78||ムシ
    資料番号:10227651
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  • 1-2章
    ・日常の舞台である都市に対して違和感を持つ。
    ・情報の生産者とは「情報を得て、整理し、考え、結論を出し、他人にそれを伝達し、行動する。」整理するとは、自分が得た情報を相対化すること(=比較)
    ・現場をうろつく。違和感、気づきを言葉にする
    ・情報を整理する。その違和感は先行研究的にどう位置付けられているか。言葉にされているか、数字に表れているか。

    6章「ショッピングモール」
    ・「均質化」「テーマパーク化」の象徴として論じられてきた歴史がある
    ・この章では、なぜ「日本全国のモールが似通っているにも関わらず私たちがわざわざモールを歩いてみようと思えるのか?」を説明。

    ・振る舞いの自由が気楽さを生み、人が集う。安心された多様性。
    ・この空間で適切な振る舞いをしている者として承認されている感覚。
    ・公共性の強い空間であるにもかかわらず、他で求められるマナーを強く要求されない空間として定着してきた。
    (特に若者にとって居心地が良い空間)

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著者プロフィール

1974年生まれ.2002年,京都大学大学院文学研究科博士後期課程(社会学専攻)研究指導認定退学.京都大学博士(文学).日本学術振興会特別研究員,日本女子大学人間社会学部講師を経て,2011年より慶應義塾大学文学部准教授.専攻は文化社会学,都市社会学.著書に『ベンヤミンの迷宮都市──都市のモダニティと陶酔経験』(世界思想社,2007年),共編著に『無印都市の社会学──どこにでもある日常空間をフィールドワークする』(工藤保則と共編,法律文化社,2013年),『都市のリアル』(吉原直樹と共編,有斐閣,2013年), 主要論文に「街路空間における〈光〉の管理化──1920年代後半日本における街路照明の問題化」(『社会学評論』第55巻4号,2005年)など.

「2015年 『自動車と移動の社会学 〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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