プーチンのエネルギー戦略

著者 :
  • 北星堂書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784590012353

作品紹介・あらすじ

サハリン2やユーコスの乗っとり。ロシア天然資源の再国有化。KGB閥による「レント(超過利益)」の独占。-この「レント」追求戦略の総支配人こそが、プーチンにほかならない。レント(超過利益)追求戦略の総支配人=プーチンの野望。

感想・レビュー・書評

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  • 2008年刊行。北海道大学教授。ロシアを中心とする国際政治学専門。石油価格高騰により経済的な立ち直りを見せたロシア。当時はプーチン政権下であったが、彼は、その利益を遺憾なく享受し、さらには、資源獲得競争(特に中央アジア)に乗り出している。この事実をロシア国内情勢、中国・EU・米国などとの関係など多面的に分析し、また、北方領土返還との関連性(小泉政権)をも検討。ロシアが対外的に強気に出ていた理由、中央アジアについて米国と共同歩調をとる理由等の疑問点解消に役立った。

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著者プロフィール

北海道大学名誉教授 


「2007年 『アジアに接近するロシア その実態と意味』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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