少年探偵江戸川乱歩全集〈23〉悪魔人形

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591001325

感想・レビュー・書評

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  • 少年探偵団シリーズ後期の作品では、出色の出来ではないでしょうか。
    若さを留めるために人形になるという、紅子人形の美しさと儚さ。
    夜な夜な屋敷を歩きまわる、ユリ子人形の恐ろしさ。
    道具立ては、雰囲気たっぷりです。

    後半はまあ、いつもの二十面相ワンダーランドですけども、前半の雰囲気だけでも、読んでよかったと思える作品です。

    そういえば、ポケット小僧初登場のエピソードでもあります。

  • (1999.11.27読了)(1999.09.10購入)
    (「BOOK」データベースより)
    ふたりの少女・ルミとミドリは公園で不思議な老人と男の子に出会う。男の子は、精巧に作られた腹話術の人形だった。すっかり人形に魅せられたルミは、ミドリの止めるのも聞かず、老人の家へついていってしまう。ルミがそこで見た恐ろしいものとは…。

    ☆江戸川乱歩さんの本(既読)
    「少年探偵10 宇宙怪人」江戸川乱歩著、ポプラ社、1964.10.
    「少年探偵11 奇面城の秘密」江戸川乱歩著、ポプラ社、1964.10.05
    「少年探偵14 夜光人間」江戸川乱歩著、ポプラ社、1964.11.05
    「少年探偵16 仮面の恐怖王」江戸川乱歩著、ポプラ社、1970.06.
    「少年探偵25 黄金の怪獣」江戸川乱歩著、ポプラ社、1970.11.20
    「少年探偵26 二十面相の呪い」江戸川乱歩著、ポプラ社、1970.10.20
    「少年探偵27 黄金仮面」江戸川乱歩著、ポプラ社、1970.08.
    「少年探偵30 大暗室」江戸川乱歩著、ポプラ社、1970.10.

  • イメージ参照(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/6367126.html)
    「魔法人形」に改題

  • (メモ:中等部1年のときに読了。)

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著者プロフィール

1894(明治27)—1965(昭和40)。三重県名張町出身。本名は平井太郎。
大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。
あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。
主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。

「2023年 『江戸川乱歩 大活字本シリーズ 全巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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