奇巌城 怪盗ルパン全集 (1)

  • ポプラ社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591001561

感想・レビュー・書評

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  • 小学生のころ、ルパンシリーズにはまって、ポプラ社から出ていたこのシリーズは全巻読破しました。

  • 怪盗アルセーヌ・ルパンと少年探偵の戦いを中心に空洞の針の謎を解く冒険小説。ガニマール警部やシャーロック・ホームズも登場するが格は落ちている印象。多分この少年探偵は『黄色い部屋の秘密』の主人公から着想を得たような気もするが、頭の回転の良さと真面目さとルパンに対する思いは印象に残る。またストックホルム症候群が出てきたりする辺りルブランの先見性がみえる。
    暗号が出てきたり人間消失的なトリックがあったりとルパンの個性も良いが事件そのものに特徴がある。
    南洋一郎氏の訳により非常にテンポ良く話が展開していくのであっという間に読み終える事ができた。

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著者プロフィール

本名モーリス・マリー・エミール・ルブラン。1864年、フランス、ノルマンディー地方ルーアン生まれ。 1890年頃から小説を発表していたが、1905年に編集者からの 依頼で書いた「アルセーヌ・ルパンの逮捕」が好評を博し、 強盗紳士アルセーヌ・ルパン冒険譚の作者として有名になる。 41年死去。

「2018年 『名探偵ルパン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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