かたあしだちょうのエルフ (おはなし名作絵本 9)

著者 :
  • ポプラ社
4.10
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本棚登録 : 992
感想 : 106
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591005361

感想・レビュー・書評

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  • エルフは強くて、子供好きなやさしいダチョウ。
    ある日、子供を守ってけがをする。
    自然界は厳しい、役に立たなくなったエルフは忘れ去られていく。
    涙がポトリと足下の砂に・・・。
    子供たちの遊ぶこえを聞くことだけがなぐさめになっている。
    最後は・・・・。
    無償の愛ってこういうことなのかな。
    エルフは最後報われたのだと私はおもう。
    これで、いつまでも、
    子供たちといっしょにいられるね。

    絵(版画)が想像をかき立てる。
    エルフの幸せ。
    強さ。
    寂しさ。
    ライオン、黒豹の怖さ。戦い!。
    版画に圧倒される。

  •  大人でも、子供でも、読んで欲しい本当に読んで欲しい一冊。
     私の心の中にいつもある一冊。
     勇敢に仲間を助け、傷を負ってしまうエルフ。最初は仲間たちがエルフを見舞い助けるが、やがて仲間は来なくなり、エルフは何日も立ち続け……
     やがて、エルフが立っていた場所に一本の木が。その木は皆を癒やす木陰となる。
     厚意が厚意としてとられなかったり、自分の保身の為に言いたい事に口をつぐんでしまったり。
     でも、変えていこうといつも思う。せっかく生きてるし、変えるチャンスはいつもあるんだ。そして勇気も持ち合わせてるんだ。自分の気持ちが納得する生き方が出来た、その瞬間に幸せを感じる。

  • 感動するお話なのかもしれませんが…。
    自己を犠牲にするお話で、感動ではない感情が湧いてきました。
    モヤモヤしてしまいました。
    これは年のせいかなぁ…。

  •  若くて強い雄ダチョウ・エルフは、草原の生き物たちから慕われていた。ある日、襲ってきたライオンと闘い、エルフは片脚を失ってしまう……。


     図書館本。
     はい、トラウマ絵本の代表、エルフさんですよー。
     私もご多分に漏れず、低学年の時に一度読んで、卒業してからもしばらくは見ず、触らずを徹底していたという(笑)。今となっては全然平気だけど。

     表紙にもなっている黒豹の絵、すごい迫力。これがトラウマっていう人が多いようだけど、私はなんだかエルフ本人が気味悪く感じた。片脚で子供たちを守り続ける執念が怖かった。(意地や誇りというより、執念と感じてしまったのですよ)

  • エルフ、おまえってやつは

  • 「エルフとはアフリカのことばで、千のことなのです」

    大草原の動物たちの雄大な姿、壮絶な物語が溢れている。自然は、厳しくて、温かい。命の鼓動が伝わってくる。(16分)#読書 #読書が好きな人と繋がりたい #かたあしだちょうのエルフ #おのきがく #ポプラ社

  • 息子のリクエストで読むが、読み終わってふと見ると静かに泣いてた…。
    エルフはみんなを助けたんだよと言うも、でもエルフ動かなくなっちゃったと。
    このすばらしい絵本が自分の生まれる前に作られたこと、40数年たっても5歳児の心を動かすことに感動。


  • 読んだ後涙が出ました。これが大人の本来あるべき姿だと思いました。なのに今朝一番のニュースが川崎市で起きた通り魔事件。たくさんのこどもたちが被害にあったそうです。 * * 先程重体の女児が命を失ったとのこと。さっきとは違う涙が出ました。

  • エルフの生き方を描いた絵本。

  • エルフが、ライオンと戦うゆう気があることにびっくりした。

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