銀河鉄道の夜 (ポプラ社文庫―日本の名作文庫)

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著者 : 宮沢賢治
  • ポプラ社 (1982年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591009895

銀河鉄道の夜 (ポプラ社文庫―日本の名作文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 以下5編を収録。

    おきなぐさ
    めくらぶどうと虹
    双子の星
    ひかりの素足
    銀河鉄道の夜

    どれも「いのち」の尊さを、植物や星などの自然に例えながら繊細に描写している。

    個人的には「双子の星」が一番好き。
    空や星の描写が想像力をかき立てるし、双子の星が身を削りながらそれでもさそりを助ける姿に美しいと感じた。

    解説の堀尾青史さんが書いているように、宮沢賢治の童話集は「人のために尽くす」という考えが深くある。
    人のために尽くすことで、どうしても見返りを求めてしまう自分がいるのは事実だ。でも、銀河鉄道の夜のジョバンニが言っていたように「みんなの幸せのためなら僕の体を百ぺん焼いても構わない」と、人のために尽くすことが自分の望みになればきっと人徳のある人間になれるのだろうと思った。

    題名ばかりが先走っている自己啓発本等よりも、こういった文学作品を読む方が私には合うのかもしれない。

  • 「おきなぐさ」「めくらぶどうと虹」「双子の星」「ひかりの素足」「銀河鉄道の夜」を収録。

    夢と現実、生と死の間を、ふわふわと浮遊しているような幻想的世界。
    自分もジョバンニやカムパネルラと一緒に、銀河鉄道に乗って宇宙を旅しているかのような感覚になった。


    「向こう岸も、青じろくぽうっと光ってけむり、ときどき、やっぱりすすきが風にひるがえるらしく、さっとその銀いろがけむって、息でもかけたように見え、また、たくさんのりんどうの花が、草をかくれたり出たりするのは、やさしい狐火のように思われました」

  • 定番である表題作も良いのですが、他に収録されている「ひかりの素足」が1番お薦めです。

    恐ろしく、どこまでも神々しい。素敵な世界です。

  • 私が見た中で、一番挿絵が好きなのがこれです。

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