ぼくらはズッコケ探偵団 (ポプラ社文庫 A 146)

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591010143

感想・レビュー・書評

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  • 第二弾。
    殺人事件が起きた。
    児童書でも本格的。
    大人になって読んでも面白い。
    三人組、大活躍。

  • 夢が叶いましたー!!
    ズッコケシリーズ全巻大人買いしてしまいました…!

    読んでいて思ったのですが、児童向けの本だと思えないくらい面白い。
    子供の頃感じた面白さと、大人になった今読んで感じる面白さの差を楽しんでいます。

    何というか、子供をバカにしていない児童書です。

    今回の巻は三人組が殺人事件を解決していきます。
    ハチベエが意外にも大活躍!

  • 初めて読んだ頃を思い出します
    ミステリィとジャンル分けされる小説は
    色々と名作と呼ばれるものや
    もっと長く読み継がれている名作もある中で
    この作品は、同じくらい思い出がある作品です
    作品内容もそうだけど
    作品を読んだことを友達や家族にしゃべっていたことを
    思い出します。
    作品を大切に覚えているとき
    物語の展開は全て覚えているのに
    思い出したように読んでも面白い作品です
    最初と最後の野球の場面が好き
    プロローグとエピローグが
    ずっと漂っている雰囲気が好き

  • この本を読んで、殺害事件の犯人が自分だと疑われても三人で学校の友達を救ったり事件を解決していく勇敢で面白い本です。

  • まさかの殺人事件が発生します。
    どうやら事件のカギは「なかなか見つからないボール」
    にあったようですよ。

    なかなか野球の腕の目が出ないハカセ。
    運動はからっきしダメなのでまあ仕方ないです。
    だけれども、そんな彼が思わぬところで
    事件解決のカギをつかんでくれます。

    結構真相部分は本格的ですよ。

  • 再読

  • 論理派のハカセは、野球の実践はからっきしだった
    ハチベエたち3人は、安藤圭子たちを追い出して、空き地で野球の練習をする
    かすりもしないハカセに見本を見せると、ハチベエが打つと、屋敷から窓の割れる音がした
    謝るためと、ボールを返してもらうために、庭に入る3人
    捕まえられて、おじいさんを殺したのはお前たちかと質問された

    屋敷に住む、大だんなさまが殴られて殺されたらしい
    窓ガラスの割れる音から、時間が経っていないから、ハチベエたちと鉢合わせしているはずなのに、誰も見当たらなかった
    また、ボールも探したが見つからなかった

    学級会で、安藤圭子が空き地の件を話す
    ハカセが女子は男子は乱暴な者という偏見があると反論した
    「男子は、誤解を生むような行動をさけること、
    女子は、男子をへんに怖がったりせず、よく理解すること」という結論になった

    屋敷の大旦那さまは、個人で金融業をしていたが、
    体調不良のため息子に仕事を任せ
    最近元気になったので段々口を出し始めたところだったという
    下宿している、男2人と、
    世話をしている女の人、その娘の久美が住んでいた

    大旦那さまの部屋の真上に、高橋さんの部屋があり
    いつも窓を開けているはずが、時間の日は閉まっていた
    怪しんだハチベエが久美に頼んで部屋に入れてもらうと、ボールのかごにハチベエのサイン入りのボールがあった

    隣の部屋にはめがねの水野さん
    釣りが趣味で、大旦那さまの昼寝中に、池の鯉を釣って遊んだことがあるという

    安藤圭子は、ハチベエたちに空き地を追い出された後、水野さんと屋敷のそばの路で会ったが
    にらまれたと感じて嫌だったという

    黒板にドッジボールをぶつけてもやもやを発散していたハチベエは、机の上の花瓶を割ってしまった
    乗せておけばバレないが、掃除で触ったらすぐにバレ、怒られる…
    そう思ったハチベエは、掃除の時間に率先して机拭きを行い、花瓶を落として二度割った
    目論見通り、先生から怒られることはなかった

    安藤圭子がひき逃げにあった
    友達の淳子と別れた瞬間の出来事で、犯人はめがねをかけた男性で、盗難された車によるものだった
    骨折して、入院している

    二度割った

    ハチベエたちは、屋敷の割れた窓ガラスを、復元する
    ガラス切りで切ったような切り口で、丸く一部分だけの破片がなかった

    ガラス切りで静かに窓ガラスを割り、部屋に侵入、
    大旦那さまを殺害し、その後二階から、釣り道具で窓ガラスを割った

    その時、たまたまボールが飛んできたから、ボールを箱に入れ、高橋さんの部屋の窓を閉めた

    路で会った安藤圭子が口封じされるのではと心配になったハチベエたちは、病院に向かう
    水野が部屋にいた
    見舞いに来た淳子が水野の顔を見て、ひき逃げした犯人だと気づいた

    水野は、お金を盗んでいたという
    慣れていない息子にはバレなかったが、
    元気になった大旦那さまが帳簿を見ればバレてしまうと心配し、殺したという




    栄養満点のモーちゃん
    父親が大酒飲みで、母や姉をいじめるから、モーちゃんが産まれてすぐに離婚

    さらっと家庭事情いれてくるの児童書としてはすごいし、
    あたりまえにいろんな家庭があることに触れられていいと思った

  • [墨田区図書館]

    ズッコケ三人組の第2巻。
    とりあえずこのシリーズについては、私は気が向いたら読むぐらいにしておこう。王様シリーズやゾロリシリーズ同様、もうシリーズのカラーは確立されているし、内容的にはどうとでも。

  • まだ圭子とかとそんなに仲良くなくて面白かった。
    理論的で読んでいて気持ちよかったズッコケ3人組でした。

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著者プロフィール

那須正幹(なすまさもと):広島県生まれ。児童書の大ベストセラー「ズッコケ三人組」シリーズ全50巻(日本児童文学者協会賞特別賞・ポプラ社)をはじめ、200冊以上の本を執筆。主な作品に『絵で読む 広島の原爆』(産経児童出版文化賞・福音館書店)『ズッコケ三人組のバック・トゥ・ザ・フューチャー』(野間児童文芸賞・ポプラ社)など。JXTG児童文化賞、巖谷小波文芸賞など受賞多数。

「2021年 『めいたんていサムくんと なぞの地図』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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