あやうしズッコケ探険隊 (ポプラ社文庫 A 155)

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591010235

感想・レビュー・書評

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  • 子どもらしさのワクワク感を味わうことができる。

    実際に漂流をしたらこんな風にはならんやろとはツッコミをしてはいけない。
    子どもの行動力、やってみたい、ワクワク感を存分に引き出すのではないだろうか。
    大人になった私も子どもの頃の小ちゃい大冒険を思い出しワクワクしてしまった。

  • 書かれない場面が良いです
    実際、どうなんだろう
    描かれない場面だからこそ
    近いようで
    遠いようで
    想像するが
    それが良いんですよね
    児童書って括りで読むのって
    もったいないです

  • ひょんなことから無人島に迷い込むことになった
    いつもの三人組。
    だけれどもどうやらその島、様子が変だぞ…?

    実はこの本は児童書だけれども、
    大人になってきてから戻ってきてほしい思いが
    実は込められている側面が強いです。

    たぶん子供の時はその面はスルーされることでしょう。
    だけれども大人になって(もしくはから)読むと
    違う面が見え隠れしてくるんですよね。
    特に途中で出会うことになる人物のくだり。

    なんだろう、大人向けなのよ。
    一応児童書だけどね。

  • 再読

  • 捨てライオンなんて聞いたことない!ひどいし、こわい。ぼくならにげる。でも、ライオンが無事に動物園に行けてよかった。
    三人組がボートでそうなんしても、あきらめないところがかっこいい。(小4)

  •  ズッコケ三人組のシリーズは初期の十数冊だけ読んだが、本書はその中でも特に好きな巻。
    小型モーターボートで海に出たらガス欠で漂流し、絶海の孤島に流されてしまい小学生三人によるサバイバル生活が始まる。

     水を差す事を言うと潮流程度では「絶海」という所まで漂流することはないのだが、子供の頃はそんな事を知る由もなかったのでドキドキしながら読んでいた。
    途中に出てくる島の地図が若干ネタバレ要素を含みながらもワクワク感満点だし、天測で緯度と経度を計るシーンにも興奮した。(実際には失敗しているのだが)
    何より小学六年生の身の丈に合ったサバイバルという感じの描写が善い。
    キャンプ道具以上の装備を持たずに住居を築いたり食糧を確保したりしている様子が「自分でもできそう」と錯覚させ、自分自身も実際にサバイバル体験をしている気すらしてくるのだ。

    余談だが本書でユリの根っ子を食える事を知って以来いつか食いたいと思っていたのだが、30年近く経ってからようやく実現した。
    でもハチノコは今でも食べたくない。

  • [墨田区図書館]

    ズッコケ三人組の第4巻。
    とりあえずこのシリーズについては、私は気が向いたら読むぐらいにしておこう。王様シリーズやゾロリシリーズ同様、もうシリーズのカラーは確立されているし、内容的にはどうとでも。

  • ライオンにおそわれるところがどきどきした
    ハカセがトイレとか小屋をつくったのがびっくりした

  • 三人組が無人島に漂流します。

    島で調達してくる食材が美味しそうなんです!
    百合の根って、クワイみたいにシャリシャリしてるんですって!
    食べてみたいなぁ。

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著者プロフィール

那須正幹(なすまさもと):広島県生まれ。児童書の大ベストセラー「ズッコケ三人組」シリーズ全50巻(日本児童文学者協会賞特別賞・ポプラ社)をはじめ、200冊以上の本を執筆。主な作品に『絵で読む 広島の原爆』(産経児童出版文化賞・福音館書店)『ズッコケ三人組のバック・トゥ・ザ・フューチャー』(野間児童文芸賞・ポプラ社)など。JXTG児童文化賞、巖谷小波文芸賞など受賞多数。

「2021年 『めいたんていサムくんと なぞの地図』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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