諸作品の背景にあるように、少女時代を雪深い立山連峰を迎ぎみる富山平野の地で過ごす。そこは産土の地であり、まぎれもなく詩と童話の故郷でもある。詩集に『真夜中の一両電車』『さりさりと雪の降る日』『ねーからはーからごんぼのさきまで』『おばあちゃんの柱時計』『軋みをたてる時間』『生きる アンダンテ カンタービレ』他。また童話に、半自伝的物語『あざみの歌』、『真夜中のビーだま』(絵・三輪さゆり)。絵本に『森のハーモニカおばさん』『先生はまじょ』『ぷうぷうのプレゼント』『ウララちゃんのたんじょうび』『先生のおしりがやぶけた』他。エッセイ集に『虹のしっぽと石榴の実』がある。詩「さりさりと雪の降る日」は、教科書に掲載されている。日本児童文学者協会、関西詩人協会、各会員。文藝誌[伽羅]同人。元教員。大阪府高石市在住。
「2018年 『絵童話 ショウとリョウふたりはふたご』 で使われていた紹介文から引用しています。」