さかなにはなぜしたがない (くまの子ウーフの絵本 2)

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (35ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591012710

感想・レビュー・書評

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  • 3-1 2014/09/17

  • 木になりたい、ミツバチになりたい、魚になりたい、と思うウーフ
    川で会った魚に魚になるには冬氷の下で裸で座ってなくちゃいけない
    寝てても目を開けてなくちゃいけない
    舌を抜かなくちゃいけない
    魚の口の中は空っぽ
    怖くなって逃げ出す
    お母さんが魚のにはまぶたも舌も最初からないことを教えてくれる。

    「うーふー、うれしいな。ぼくは舌があるから蜂蜜が舐められる。手があるから、お母さんにだっこも出来るよ。ああ、僕よかったなぁ。くまの子でよかったなぁ。」

  • フナが絶妙にこわくて面白い。

  • 魚に舌はあるはずです。

    この本だと舌はないという物語で、おはなしだからいいのかもしれませんが、少し納得できません。

  • [墨田区図書館]

  • さかなになりたくて、テストを受けたウーフ。厳しいテストが課せられますが、不合格。がっかりしているウーフは、大笑いしているさかなの口のなかを見て、びっくりぎょうてん!!!

    ウーフの真剣な願い、でも実現不可能な願いを、頭ごなしにダメといわずに、魚の大変さを教えて、ウーフに納得させようとしたさかな。でも、肝心のウーフは、さかなの思惑とは全く別のところで納得してしまったあたり、リアルで笑えました。

  • 川にいる魚を見て、ウーフは魚になろうとしますが…?

  •  くまの子ウーフのほんです。
    ウーフは、昔教科書に出たよ〜と言うと、読む〜!と1号が言ったので、借りてきました。

     教科書の話とは違いますが、これはこれで面白かったです。

     最後のお母さんの説明、いいなぁと思いました。

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著者プロフィール

神沢利子 1924年、福岡に生まれる。子ども時代を北海道樺太で過ごす。文化学院文学部卒業。童話作品に『ちびっこカムのぼうけん』(理論社)『くまの子ウーフ』(ポプラ社)『銀のほのおの国』『流れのほとり』(福音館書店・日本児童文芸家協会賞)『神沢利子コレクションI~V』(あかね書房・巌谷小波文芸賞)など、絵本に『たまごのあかちゃん』『おばあさんのすぷーん』『ぽとんぽとんはなんのおと』『おっとせいおんど』『いいことってどんなこと』『えぞまつ』(以上福音館書店)など多数の作品がある。東京在住。

「2022年 『てんのくぎをうちにいった はりっこ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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