おだんごころころ (子どもがはじめてであう民話 10)

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著者 : 大川悦生
制作 : 伊勢 英子 
  • ポプラ社 (1980年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591016701

おだんごころころ (子どもがはじめてであう民話 10)の感想・レビュー・書評

  • 鬼、仏様、お団子の出て来る話をしよう。
    あるところにおじいさんとおばあさんがいた。
    お彼岸なのでお米をかき集めておだんごを作ってお供えしよう、としたが出来ただんごが転がって行った。
    おじいさんは追い掛け追い掛け、だんごは穴の中に入ってしまった。
    穴の中には仏像があったので汚れを取ってお供えをした。
    すると、仏像が喋りだし、膝の上に乗れと言う、膝の上に乗ったら今度は肩の上に乗れと言う。
    恐縮しつつも乗ると合図をしたらニワトリの鳴きまねを3回するように言われる。
    そうしているうちに鬼たちがやってきて囲炉裏を囲んで宝物を見せ合った。
    仏像が今だ、と合図をするのでニワトリの鳴き真似をした。
    1回鳴くと、鬼は一番鶏が鳴いたと気づく、2回鳴くと二番鶏が鳴いたと慌て出す、3回鳴くと三番鶏が鳴いたと宝物を置いてみんな急いで家へ帰っていった。
    おじいさんは仏像から降りると鬼たちが置いて行った宝物をもらって家に帰り、その宝物で裕福になった。
    それを聞きつけた隣のおじいさん、おばあさんもだんごを作ったが、転がっていかないので、自分で転がして穴に入れた。
    仏像があったが、仏像はだんごを食べないだろう、とだんごの泥を取って仏像の口につけ、だんごは自分で食べてしまった。
    そして、言われもしないのに勝手に仏像の肩に上がった。
    鬼が宝物を持ってやって来たので早速三回ニワトリの鳴き真似をした。
    小さい鬼が逃げる途中で囲炉裏のかぎ針に鼻の穴が引っ掛かってしまった。
    おじいさんはその様子に耐え切れず笑ってしまった。
    鬼たちはニワトリが鳴くには早すぎると思ったと、おじいさんに気付く。
    鬼に捕まったおじいさんがどうなったかは分らない。

    だんご浄土。

    岩手出身で東京に住んでいる人から聞き取った話をもとにした絵本。
    杉並民話と呼ばれているとか。

    穴の中でなくてもニワトリの鳴き真似をして追い払うのはよくある。

  • おむすびころりんと題名は似ているが中身は違いました。語り口調が読んでいて気持ちよかった。

  • 最初の語りかけが、おもしろい。
    お地蔵様。鬼。うたと、おどり。

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おだんごころころ (子どもがはじめてであう民話 10)はこんな本です

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