さやか10歳の日記: わたしのママへ (こども童話館 13)

著者 : 沢井いづみ

• ポプラ社

感想・レビュー・書評

[miyuさんの感想 · 2013年2月12日]

10歳の誕生日に親から買い与えられて読みました。
少し内気な主人公の女の子・さやかに感情移入して、すぐに愛読書の仲間入りになりました。
物語に触発されて日記を始めてみたものの、続きはしませんでした。（苦笑）

日記を書き続けることによって自分自身を見つめ直し、お友達やママとの関係が深まったり、仕事に忙しいパパを思いやる気持ちが芽生えたり、と少女の心の成長が描かれています。
しかし、ママがこっそりさやかの日記を読んでいたのを受け入れてしまうようなラストには30年近く経つ今でも納得がいきません。
「わたしのママへ…」だからOKなのかなぁ……。

[ねぢれさんの感想 · 2011年4月20日]

このコンビ大好き。
10歳シリーズは自分が10歳になる前に全て読破するつもりだったけど、たしかできなかった気がする。
転校前にいた小学校で読み続けてたシリーズが、転校先にもあったことで未読了の心残りはもちろん不安だった気持ちもすごく救ってもらった。
村井さんのきれいな絵が大きく描かれてたバージョンの本は絶版みたいで残念。
てか香葉ってひらがなで書かれていなかったかなあ？