鉄塔王国の恐怖 (少年探偵・江戸川乱歩 10)

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591058473

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  • 深夜の銀座に巨大カブトムシが出現。警察官がピストルを撃っても、カブトムシには全く効き目がない。それから、約2週間後、荻窪におよそ3000平方メートルもの屋敷を持つ鉄工会社の社長宅に不審な人物が現れた。そこで、その不審人物は、カブトムシが住む鉄塔王国に1000万円(現在の約2億円)を寄付するか、鉄塔王国の兵隊として小学4年生の息子を差し出すか、明日までに決めるよう迫ってくる。何とも途方もない話であるが、その後の展開は小林少年の活躍が光り、一貫してスリリングなストーリー。楽しく読むことができた。昭和29年作。

  • (2013-11-29)

  • 2012年7月20日

    装丁/藤田新策
    さし絵/佐竹美保

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著者プロフィール

1894(明治27)—1965(昭和40)。三重県名張町出身。本名は平井太郎。
大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。
あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。
主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。

「2023年 『江戸川乱歩 大活字本シリーズ 全巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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