魔王の封印―エル・シオン〈1〉 (P‐club)

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著者 : 香月日輪
制作 : 天下 泰平 
  • ポプラ社 (1999年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591061367

魔王の封印―エル・シオン〈1〉 (P‐club)の感想・レビュー・書評

  • 「ファンム・アレース」の舞台となったイオドラテ大陸が最初に登場した物語。時間軸としては、ララたちの旅の100年前。主人公は義賊のバルキスと魔神のフップ。
    もう15年も前に出た作品なので、思い切りネタバレをするが、魔神フップが可愛らしい子ども! 子どもの精神年齢で強大な力を振るうことができる。これがどれほど恐ろしいことか。「ご主人様」しだいで天使にも悪魔にもなります……。
    義賊バルキスと残酷な皇帝ドオブレの間でフップを取り合う、というのがこのシリーズの中心の流れ。ちなみにドオブレに楯突くということは、イオドラテ大陸の中心部を支配しているヴォワザン帝国を敵に回すということになるのでただごとではない。偶然フップを目ざめさせ、はからずも「ご主人様」になってしまったバルキスは否応なく帝国との戦いに身を投じる流れに。

    地中海世界を模したと思われるイオドラテ大陸、当たり前かもしれないがこの「エル・シオン」シリーズでほぼ完全に出来上がっていた。相変わらずざっくりした描写だし、イタリア語が氾濫するなかに「ヤクザ」が紛れ込んでいたりするけれど、確かにそこで人が生きている、と感じられる魅力的な世界。
    特にフップと出会ったものの、途方も無い魔力をどうしたものかと思いあぐねるバルキスの現実臭さが良い。

  • 「奇跡をおこすのは、ひとの力なんだぜ。神でもぐうぜんでもないんだ」

    内容紹介です。

    どんな野望をもかなえてくれる、魔王の力!!その魔王の封印を解く者は・・・?
    タフでクールで大胆不敵な超カッコイイ主人公。怪盗シモルグ・アンカの冒険がはじまる!!

    これまた完全なる子供向け。
    故に、ご都合主義的な物語展開です、がそれなりにはおもしろい。と思います。
    が、主人公、別にクールじゃないぞ?
    タフなのは納得してもいい。大胆不敵なのも目を瞑ってもいい(大胆不敵というよりは若さゆえの無謀に近い気もするけど)
    絶対クールじゃない。
    確かに相棒のフップ(魔王、外見も性格も子供)に比べれば、クールだろうけど…。

    とりあえず、これから冒険が始まるみたいなので、その中できっと成長してくれるんだと思います。
    それにしても、もっとましな絵師さんを使ってほしかった。
    なんだ、この素人レヴェル。

  • 子供向けなのでさらっと読めるけど、それほどあまっちょろくないところが好きです。(全3巻)

  • 最初に読んだときは小学生でした。図書館で借りて、ハマり、友人にしつこく勧めました。三部完結。

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