星のタクシー: 車のいろは空のいろ3

  • ポプラ社
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本棚登録 : 210
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (118ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591064443

感想・レビュー・書評

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  • 車のいろは空のいろ 第三弾
    きょうも松井さんは、ふしぎをのせて走ります^^*

    ぼうしねこはほんとねこ
     ひなの里のおはなし
    星のタクシー
     ほしのまちのおはなし
    しらないどうし
     とおまわりをしたいお客さんのおはなし
    ほたるのゆめ
     ほたるが見たゆめのなか のおはなし
    ねずみのまほう
    たぬき先生はじょうずです
    雪がふったら、ねこの市

    巻末、松谷みよ子さんの解説がありました

  • 読んだつもりで未読だった一冊。ふわっと向こう側の世界に行って帰ってくるのがとても良い。使われている日本語の表現が丁寧で巧みだなあ、と感想で抜き書きすると感じる。あと、この本では松井さんの下の名前がわかったのが嬉しかった。
    以下ネタバレ。
    ◆ぼうしねこはほんとねこ
    ◆星のタクシー
    ◆しらないどうし
    ◆ほたるのゆめ
    ◆ねずみのまほう
    ◆たぬき先生はじょうずです
    ◆雪がふったら、ねこの市

  • ■き237
    #星のタクシー
    #1階本棚

    #小学中学年から

    ■出版社からの内容紹介
    星まつりの夜に落とし物をした小さな姉妹とタクシーの運転手松井さんの不思議な出会いを描いた表題作ほか心あたたまる7つのお話。

    #118ページ
    #寄付本

  • 全部おもしろかったけど、戦争について書いてあるお話は、ちょっとさびしくなった。
    ぼくは、松井さんみたいなぼうけんは、大変そうでできないと思ったけど、ねこの市に行って、ぞうすいは食べたい。(小4)

  • 2020.6.22 4-2
    2021.7.16 4-4
    松井さんの本

  • ・運転手の松井さんはタクシーで皆をいろんなとこに連れていくが実は自分が連れていってもらってる。読者も。
    ・「このタクシーはねこでものせてもらえますか。」「は、もちろんですとも。」松井さんがぼうしねこと女の子を乗せていった先は。
    ・公園で探し物してた二人の女の子。
    ・遠回りしたい客たち。
    ・螢をつかまえた白ひげの紳士。
    ・青いスカーフのねずみとねずみの花嫁。
    ・ねこの市に行く大勢のねこたち。

  • そうか、松井さんは猫を飼っていたことがあったのか。向こう側へ少し行って帰ってきた感じになる。

  • どんなお客さんに出会うか毎回楽しみです。
    三日月堂で、朗読してたので、
    わたしもこの3冊から読み聞かせを選びたいと、
    思いました。
    悩む。

  • 四年生の国語の教科書に載っていたので、松井さんシリーズを全て読破することとした。下記の内容でメモしていく。
    【登場人物】
    【季節】
    【行き先】
    【松井さんの人柄】

    ぼうしねこはほんとねこ
    【登場人物】ぼうしねこ、赤いセーターの女の子
    【季節】春
    【行き先】ひなの里
    【松井さんの人柄】

    星のタクシー
    【登場人物】二人の姉妹
    【季節】夏?
    【行き先】かささぎ橋(星の町のほうの)
    【松井さんの人柄】二人の子供をただで乗せてあげる優しい人

    しらないどうし
    【登場人物】しらがの紳士、おかあさん、男の子
    【季節】夏
    【行き先】みどり町三丁目
    【松井さんの人柄】幽霊に会う?

    ほたるのゆめ
    【登場人物】白ひげの紳士
    【季節】夏
    【行き先】青葉団地
    【松井さんの人柄】

    ねずみのまほう
    【登場人物】スカーフをしたお母さんねずみ、花嫁と婿
    【季節】
    【行き先】りんどう橋のある川沿いのねずみの家
    【松井さんの人柄】ねずみでもタクシーに乗せる人

    たぬき先生はじょうずです
    【登場人物】男の子2人(子だぬきの兄弟)
    【季節】冬
    【行き先】南消防署の裏の田沼歯科医院
    【松井さんの人柄】子供好きで、動物好き

    雪がふったら、ねこの市
    【登場人物】チャタロウ
    【季節】冬
    【行き先】
    【松井さんの人柄】

  • 当初は小学校の教科書で習った作品を求めて…そして3冊目。ちなみに教科書で習ったのは2冊目で再会しました。

    プロ意識が高いタクシー運転手であり、優しい人柄の松井さん。勿論普通?のお客さんも乗せるのでしょうが、松井さんの車には動物や既にこの世にいない人達まで乗ってきます。が、たとえこの世にいない人を乗せた後でも本書のかもしだすやわらかい雰囲気で、怖さよりはむしろ懐かしさやしみじみした空気が漂います。そして、さりげなく戦争のメッセージも…。時代を感じると共に、なんだかはっとさせられます。

  • 松井さんのタクシーにいろんな動物や星のこども?や幽霊?が乗ってくる

    いいはなし

    「たぬき先生はじょうずです」が可愛いこだぬき兄弟が歯医者に行く話
    かわいい

  • ~あらすじ~
    星まつりの夜に落とし物をした小さな姉妹と空色のタクシーの運転手松井さんの不思議な出会いを描いた物語とその他7つのお話。


    ~感想~
    車のいろは空のいろの2巻目です。
    短大の卒業論文を書く際に一目ぼれしてこのシリーズをまとめ買いしてしまいました(しかもハードカバー(笑))

    タクシーの運転手の松井さんと、いろんな「お客さん」の出会いのお話。
    キツネやタヌキ、クマ、時には幽霊!?と思うような「お客さん」をのせて松井さんのタクシーは色々なところへ走ります。

    ほんとうはそこにある場所へ
    見えなくなってしまった場所へ
    大切なものがある場所へ

    鮮やかな色彩と表現描写を用いたハートフルストーリーです。


    この作品との出会いは話せば長くなるのですが、小学校の時に教科書で「白いぼうし」を読んだのが始まりでした。
    シリーズものだと知ったのはそれこそ20歳を超えて論文を書こうとした時のこと。こんなに他に作品があるなんて!と思いつつも3巻を瞬く間に読み上げてしまった自分、子どものように本にかじりつく自分にさらに驚きました。

    お勧めです。本当に。
    むしろ大人になってから必要な本だと思います。

  • 小学校低学年で最初に読破した図書館にあった本。

  • 2008年2月7日

  • 2007/10/2

  • 小学校の国語の教科書にもお話がのっていますが、連作なのでほかのお話も楽しんでほしいです。「車のいろは空のいろ」は絶版のようです。「星のタクシー」は続編でしょうか?実は知らないのです^^;

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著者プロフィール

1931年生まれ。児童文学作家。1968年にデビュー作品集『車のいろは空のいろ』が日本児童文学者協会新人賞および野間児童文芸推奨作品賞を受賞。以降、いくつもの文学賞を受け、多くの作品が小学国語の教科書に掲載されている。2001年に紫綬褒章受章。京都在住。

「2023年 『不思議の国の猫たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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