暗号と名探偵 (Little Selectionsあなたのための小さな物語 4)

制作 : 赤木 かん子 
  • ポプラ社
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本棚登録 : 33
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591067604

感想・レビュー・書評

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  • 短編集です。久々に図書館で。ドイルの踊る人形、ポーの黄金虫。解決を読んでもわかるようなわからないような笑。解いていく理屈はなんとなくわかるけど、理解はできない…楽しめれば、いいのだ。

  • 同じく、北村薫「ミステリ十二か月」より。ホームズものの『踊る人形の謎』とポー『黄金虫』という、二大暗号もの。多分どっちも読んだことあると思うけど、全然覚えてない。しかし、eの字が多いから、って踊る人形は二番煎じじゃないかと思うけど、絵にしたとこが売りなんだろうか。赤木かん子はこっちの方がいい、って言ってるし。最後に戸川安宣の解説が入ってるけど、江戸川乱歩も全集読んだのが懐かしい。あの分厚いの。よく借りたよな。正直読み切ってないしね。あの少年探偵団が嫌いなんだよなー。でも乱歩あっての今だからね。

  • 児童文学者でもあり、はたまた埋もれた名作を見つけてくれる本の探偵でもある赤木かん子さんが様々なテーマでセレクトしたアンソロジーシリーズ。今回は「暗号と名探偵」がテーマで、ホームズ「踊る人形」、ポーの「黄金虫」、戸川安宣さんの解説「暗号とミステリ」の3つを収録。

    ポーの「黄金虫」は、いつもオドロオドロしいポーと違ってドキドキワクワク宝探しの話ですごく面白かった。最後の1つには、江戸川乱歩の「大金塊」を入れたかったらしいが長編のためやむなく断念。代わりに東京創元社社長の戸川安宣さんに「大金塊」と日本ミステリ界における暗号について解説してもらったらしいのだが、これが大層面白かった。個人的に乱歩といえば“怪奇・幻想”のイメージが強かったけど、「類別トリック集成」という古今東西のミステリで使用されたトリックの細かい分類や評論を行っていたり、暗号ものの作品もあったりで、そういえば怪人二十面相シリーズも書いているのだし、そういう一面もあるよなあ、と改めて江戸川乱歩の作家としての幅の広さにちょっと感激した。

  • コナンドイルとエドガーアランポーの作品などが1話ずつ入ってます。

    暗号が難しい~!!と驚愕。

    ホームズ達は「人間が作ったものだから解けないことはない」みたいに言ってますが^^;


    量的には、長すぎず短すぎずで、まぁまぁ良かったです。


    この赤木かん子さんのシリーズ、他にもあるようなので
    借りて読もうと思います。

  • 051015

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著者プロフィール

アーサー・コナン・ドイル(1859—1930)
イギリスの作家、医師、政治活動家。
推理小説、歴史小説、SF小説など多数の著作がある。
「シャーロック・ホームズ」シリーズの著者として世界的人気を博し、今なお熱狂的ファンが後を絶たない。

「2024年 『コナン・ドイル⑥緋色の研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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