崖の国物語 1 深森をこえて (ポプラ・ウイング・ブックス 4)

  • ポプラ社
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感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・本 (390ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591068960

感想・レビュー・書評

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  • 小学生のころ夏休みに地元の図書館で借りた、トロルとか地底世界とか空飛ぶ船とかそういうものが出てくる児童文学の本…なんだっけ?という長年の謎。ふとしたときに検索をかけてみるけどダレンシャンとかハリーポッターとか指輪物語とかしか出てこない。当時は本を読むのが下手くそな子供だったので、台詞だけ読み飛ばし挿絵を眺めるだけ。それでも頭の片隅にあの本面白かったなという記憶が残っていて、大人になった今なら読めると思いリベンジしたかった。でも題名がわからないから探しようがない。それをある日友人と一生懸命探したら見つかったのだった!わぁー!これだ!懐かしい!なにこの挿絵おしゃれすぎない?!うちの地元の図書館センス良いじゃんか!とか色々盛り上がって喜んで、本当に嬉しかった。多分ここ最近の出来事で一番嬉しかった。
    感動が大きすぎて本の感想は一言も書いてないけど、
    大人が読んでも面白いからハリーポッターくらい有名になったら良いなと思う。

  • 図書館本。The Edge。崖の国に住む主人公トウィッグがウッドロル族の育ての親から独立して旅に出る話。どこまでも暗く神秘的な深森には部族や奇妙な生き物と遭遇し色々なハプニングにも負げずに突き進んでいくトウィッグの勇敢さに心惹かれた。終わりのほうは生みの父親と出会うけれど続編もあるので楽しみ。

  • 978-4-591-06896-0 c8097¥1600E

    崖の国物語 1 深森をこえて

    ポプラ・ウイング・ブックス4.

    2001年7月 第1刷
    2002年4月 第9刷

    著者:ポール・スチュワート
    画家:クリス・リデル
    訳者:唐沢則幸(からさわ のりゆき)

    発行所:株式会社ポプラ社

    著者さんは1955年ロンドン生まれっランカスター大学・東アングリア大学(イギリス)で学ぶ

  • 立ちはだかる試練が多すぎて、終盤までは読み進めるのがしんどい。
    かと思いきやその後の展開が早く分かりやすすぎる。
    今までの試練のおかげですっかり疑心暗鬼になっていたわたしは、読み終えるのに疲れました。
    続きは読まないかも。

  • 再読。最近飛行船を6回も見たので、またこのシリーズを読みたくなった。ここに出てくるのは「飛空船」で、それで飛行する事を「宙駆け(そらがけ)」と何とも素敵な言い方をする。初めて読んだ時はドタバタファンタジーかと全く期待せずに読んだが、そんな疑いはすぐに吹き飛んだくらいにしっかりした世界観があって、とても楽しかった。イラストが話の邪魔をする事もなく、良い意味で予\想を裏切った出来。ずっと仲間外れの孤独を背負って来た主人公トウィッグが旅に出て、困難にめげそうになりながらも常に前向きに進んで行く姿に感動を覚える。

  • がっつり冒険ものが読みたくなったので。
    一難去ってまた一難をひたすら繰り返して、一体この子どうなっちゃうの?と言う間に読み終わってしまった。
    全ての生き物が独特。
    挿絵に添い、物語に添い、書かれたものとのこと。
    挿絵のおかげで文章で少しずつ想像を巡らす作業がいらず、生々しかった。
    挿絵が文章での補足で臭いまでにおってきそう。

  • 話が今までにないテンポで進んでいって、
    面白かった。
    雲のオオカミの正体は何と無く予想がついた。

  • 面白かった。小学生の時に読んだ時と違った感覚で読めた。大人でも楽しめる本。続きが気になる。

  • ウッドトロル族に育てられた人間の男の子トウィッグ。空賊から逃げるために従兄弟のところへ身を寄せようと旅立つが、神秘的な深森に魅せられ道を外れてしまう。そこからトビムシ退治、ホフリ族との出会い、食肉植物チスイガシ、オオハグレグマとの友情、ヤシャトログのペットになる…などなど様々な死闘、出会いと別れを繰り返しながら彼は進んでいく。

    オオハグレグマが大好きでした。でもあまりにもあっけなさすぎてちょっと呆然…。崖の国の世界観とかゴブリンにもたくさん種類があったりと個性豊かな種族が登場する所がすごく魅力的。今回はそんなに出てこなかったけど、空に浮かぶ神聖都市サンクタフラクスなんかラピュタを思い起こさせてワクワクする。でも、もう少し一つ一つのエピソードをゆっくり読みたかった。あまりにもドタバタしすぎて入り込む前に次の闘いへ…ってな感じだったので。

    とはいえ、もう少し読んで見たいと思わせるところもある。もう少し読んでみよう。

  • 図書館で借りました。

     児童書。ファンタジー。異世界。
     トゥイッグという少年は、道を外れないウッドトロルに育てられていた。
     実の父母と思っていたトロルは、実は養い親。彼は捨て子だったのだった。
     空の海賊に目をつけられた息子を別の村に逃がそうとする母。
     そして、別の村に向かおうとしたトゥイッグは道を外れて危険の多い深森をさまようことになる。
     様々な苦難を越えて、彼は自分の本当の父とめぐりあう。
     空の狼と呼ばれる、空賊の頭。それが父だった。
     ここで一巻は終了。
     トゥイッグはこれから空の海賊になる、っと。

     異形の描写、絵も凄い。なかなか気味悪くていい。
     ページ数は四百近いが、すんなりと読み干せる。
     整合性がとれていて、きちんとした物語だから読みやすい。

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