くまの子ウーフ (くまの子ウーフの童話集)

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著者 : 神沢利子
制作 : 井上 洋介 
  • ポプラ社 (2001年9月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (134ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591069479

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くまの子ウーフ (くまの子ウーフの童話集)の感想・レビュー・書評

  • キツネが出ないとこは全部面白かった。
    あいつムカつく。言い方とか!
    あいつが出てこなかったら面白かったのに。
    (S9)

    小学生のときに教科書に出てきたウーフ。ウーフはなんで出来てるの?
    「ぼくはぼくで出来てるんだ」
    今読むとガツンと降ってくる言葉がたくさん。
    どこまでチビちゃんが感じるだろう。
    何度も読んでほしい。

  • 主人公のウーフが、ときどき哲学的な問題を思い浮かべながら、日常生活を送っていくお話。

    大人の目線で読めば、それらの問題の元ネタはすぐ分かるわけですが、でもこの本には、子どもに「さあ一緒に考えてみよう」と呼びかけるような押しつけがましさや、あざとさはありません。

    むしろ哲学的な問いを主題としながらも、物語はあくまでも淡々と進みます。解答らしきものが示されることもあるけれど、基本的には「物語」が優先しており、ときには問題そのものがほっぽり出される形で急にストーリーが完結してしまうこともある。そういう意味では不条理です。

  • こんな名作に何を今更である。
    そうは言っても、この季節になると読み返したくなるのだ。
    たぶんそれは、めぐり巡るスプリングエフェメラルの不思議さに、いまだに心打たれてしまうからだろう。
    ただ私は、「いい大人」なのでそれを言わないし、言えない。

    素直に疑問を口に出すウーフには、いつでも丸ごと受け入れてくれる優しいお母さんがいる。
    意地悪なツネタに「ウーフはおしっこで出来ている」とからかわれたときは、泣きながらも自分の身体で答えを出す。
    私はそれもしない。大人って、なんだろう。
    私だってかつてはウーフだった、はずだ。
    すべての子どもはみなウーフのように真っ直ぐに生きて良いはずだ。
    「ぼくには手があるから、お母さんに抱っこできる」って、喜んだり、
    チョウチョを窓で挟んで死なせてしまったと、涙を流したり、
    夏の暑い日には、「ソフトクリーム百個なめたい」なんて言ってほしい。
    どれもこれも、なんて愛おしいウーフだろう。
    読みながら、何度も何度も心の中で抱きしめてしまう。
    そしてすべての子どもがこうであったらと、願わないでいられない。
    小さな事件がいっぱいの、ウーフの日々。
    でもそこには常に、愛情にあふれた両親の存在がある。
    「みんなが一匹ぶん、しっかり働けばいいんだ」と教え諭すお父さんの、なんと頼もしいこと。
    それだからこそ、ウーフはウーフで出来ているのだね!

    とうの昔に両親を亡くした私に、ウーフのような平安はないけれど、
    平安を誰かに届けることなら少しだけ出来る気がする。
    ウーフを読むと、小さな小さな勇気の芽が生まれる。

  • 「児童青少年の読書資料一覧」(中多泰子 ほか『改訂 児童サービス論』樹村房、 2004)の、「小学校初級から中級むき」で 紹介されていた
    読み聞かせの簡易実技試験に出たのに読んだことがなかったので、図書館で借りた

    【もくじ】
    1 さかなには なぜ したがない
    2 ウーフは おしっこでできてるか??
    3 いざというときって どんなとき?
    4 きつつきのみつけた たから
    5 ちょうちょだけに なぜ なくの
    6 たからが ふえると いそがしい
    7 おっことさないもの なんだ?
    8 ? ? ?
    9 くま一ぴきぶんは ねずみ百ぴきぶんか

    確かに名作、哲学的な疑問と素朴な思考力に脱帽だ
    5では、確かに私たちは自分勝手だよなあ、と思わされる一方で、自分の中で何かの基準を保つことは不可欠だし仕方ないよな、なんて考える
    8では、そうなんだよね、わかるよ、女の子だもんね、とほほえましく思うと同時に、ウーフに同情してしまった
    7と9は、今の私には特に感慨深い
    いま持っているものを大切にすること、まわりのすべては自分と繋がっている大切なものであること、自分を精一杯生きればいいこと、忘れがちな大切なことに、気づかせてくれる
    子どもに読ませたい一冊だ

  • 9つのお話を収録。

    子どもの頃読んだ記憶があり懐かしかったです。
    ウーフの疑問は、素朴だけれどけっこう深い。
    大人でも考えさせられます。

    特に印象に残ったお話は「くま一ぴきぶんはねずみ百ぴきぶんか」

    >~だれのなんびきぶんなんかじゃないんだよ。おとうさんはくまだから、くまの一ぴきぶん。ウーフなら、くまの子一ぴきぶんさ。みんなが一ぴきぶん、しっかりはたらけばいいんだ。~

    つい人と比べてしまいたくなるけれど・・・お父さんの言葉はさすがだなと思いました。

    毛皮を切られるウーフの話が面白かった。(長女小2)

  • まだ途中ですが、あまりにも面白いのでたまらなくなりました。
    しょっぱなから、ウーフ(笑)って感じ。
    文章が秀逸でたまりません。
    簡単な切り口で、でも巧妙な書き方で、大人が読んでも引き込まれました。
    全体を読んでの感想も、上記と変わりませんでした。やはりウーフ(笑)って感じ。
    キツネのツネタくんの意地悪っぷりに時々くぅっとなりました。
    描写が、いい。
    ズキンズキンじゃなくて、ずくん ずくん。
    銀いろのハーモニカの音色は、りら るら すいー。
    ときめきます。

  • ・ゲラの小鳥がへびにねらわれて、ウーフにやっつけてもらうところがおすすめです。だけどさいごは、ゲラのおかあさんがへびをたおすところがおもしろいです。

  • 多摩図書館が編集した、子どもへの読み聞かせに適した推奨本の一冊。

    「魅力的な主人公が活躍する本」として紹介。

    既に「さかなにはなぜしたがない」などで読んでいたと思ったんだけど、、、?登録漏れか、単にその絵本を一冊読んだだけだったのか?確認のためにも再度読んでみるか。

  • 子どもならではの「なぜ?なぜ?」がたくさん詰まった本だった。
    どんなものがなにからできているのか考えるウーフを見て、私も昔、色々なことを母親に聞いては母親が困っていた記憶が蘇った。
    ウーフの言う、「めんどりはたまごからできている!」理論は、間違っていることはわかるけれど、どう間違っているのか説明しようとすると難しい。「ウーフはウーフでできている」と言うウーフにも、それが間違っているのか、正しいのか、また、どちらでもありどちらでもないのか、それを子どもに教えるべきなのか……大人によっても対応は様々だと思う。子どもは大人の気がつかないことや、当たり前に暮らしている生活の中から簡単で難しい問題を見つけてくる。哲学者のようだと思った。

  • 妹が小学校の時によく読んでいたなぁという感想しかありませんでした。私は子どもの時には読んだことがなかったので、息子に読み聞かせをしながら読みました。おっとりとしているかと思えば、なかなか鋭い発想を持つウーフ。息子には少し難しい日本語が出てきていましたが、何度か読むうちに愛着がわいてきたようです。これから大きくなるにつれて大切に読んでいってあげたいと思います。

  • 子供の心にならないと良さはわかならないか…。

  • 大人になってから読んでみると、最高に良い本でした。子供の頃教科書に載ってた時は、先生が絶賛する理由がさっぱり分からなかったけど。
    我が子も気に入ったみたい。

  • 図書館の児童書コーナーをうろついてたら見つけてしまった…。ウーフちゃん!あー、懐かしすぎる!小学校の教科書にも載ってたし、低学年の時に図書室で借りて読んだなー。こぐまのウーフの「なぜ?」「どうして?」の質問は大人でも思わず答えるのに窮してしまうくらい意外と深い作品。めんどりさんの体の中には卵がいくつあるの?とか、ウーフはおしっこでできてるのか?とか。蝶はしんだらお墓を作るのに肉や魚を食べるのはなんで?とか。考えさせられる。2012/344

  • BSフジ「原宿ブックカフェ」のコーナー“文壇レシピ”で登場。
    http://nestle.jp/entertain/cafe/


    本の中に登場するあの美味しそうな一品を
    実際に再現してみよう!というこのコーナー。

    第48回目に紹介されたのは、神沢利子 の「くまの子ウーフ」に登場する『朝ごはん』。

    ―どうかしないんだね。たまごって。
    あのね、たまごの中から、ビー玉やらマッチなんか、でてこないねってこと。




    原宿ブックカフェ公式サイト
    http://www.bsfuji.tv/hjbookcafe/index.html
    http://nestle.jp/entertain/bookcafe/

  • 自分が子どもの頃大好きだった本。10年前、息子に読んだ時も感動したけれど、こうして、また娘にも読める時がきたのだなあ。幸せ。

    それにしても、哲学書だなー。これは、子ども達が、最初で出会う哲学書なんじゃないか?と思ってしまう。
    どのお話も、全部面白くて、すごいなーって思う。娘が、ただただ笑っているところが(子どもには、ただ面白い本なところが)また、すごいなーって思う。子どもの心には、どんな風に、この物語が届いているんだろ?

    でも、何が一番素敵かって、ウーフのお父さんの存在感かな。お父さんが、こんなに素敵に描かれている物語って、そうそうないなあと思います。

  • 気軽に読み始めたら、すごい哲学の本だった。
    「どうして?」だらけのウーフの日々。答えがあるものも、ないものも。

    「くま一ぴきはねずみ百ぴきぶんか」は奥深い。
    一人一人、適量というものがある。
    他人とくらべたって仕方ない。
    自分の適量に応じたものを食べ、自分のできることをしっかりやれば、それが世の中への還元になる。
    そういうことが、子供にもわかりやすく書かれている。

    子どもが生まれたら、適切な時期に読み聞かせたいなあ。

  • 小二の長男にはぴったりの長さ。五歳の次男は絵が少なくて不満そう。でも、ゆっくり読んであげたら、楽しんでいた。

    ウーフの発想が面白くて、かわいくて、こどものときってこういうふうに考えるよな〜って思う。

  • 201402
    学校図書館

  • ウーフのちょとした疑問がどれもかわいらしいです。

  • 【図書館本】『ウーフはおしっこでできてるか??』教科書に載っていたのを思い出す。カラーイラスト入れるとこ間違ってないか? 子供特有の“なぜ?”“どうして?”の問い。その何気ない問い自体が深い。もしこの手の問いを投げられても、上手く返すことは出来ないだろう。

    「ねずみは、ねずみ一ぴきぶん、きつねは、きつね一ぴきぶん、はたらくのさ。だれのなんびきぶんなんかじゃないんだよ。おとうさんはくまだから、くまの一ぴきぶん、ウーフなら、くまの子一ぴきぶんさ。みんなが一ぴきぶんだけ、しっかりはたらけばいいんだ」(p131)真理だw

  • ウーフはかわいい。
    いじわるしたくなっちゃうかわいさ。

  • 5歳。定番ですね。読む本が絵本から児童書へと変わってきたなあ。

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くまの子ウーフ (くまの子ウーフの童話集)の作品紹介

あそぶことが大すき。たべることが大すき。そして、かんがえることが大すきな、くまの子ウーフ。ほら、きょうもウーフの「どうして?」がきこえてきます。

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