こんにちはウーフ (くまの子ウーフの童話集 2)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 154
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (130ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591069486

作品紹介・あらすじ

おひさまに、元気よくあいさつして、くまの子ウーフが、野原にとびだしてきました。たくさんのふしぎに出会いながら、ウーフは、一日一日、大きくなっていきます。

感想・レビュー・書評

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  • ウーフのためいきは「うーふー。」
    ウーフのうなり声は「うーふう。」
    もうなんかそれだけで笑顔になってしまいます。
    ウーフは目に映るいろんなことにどうしてかなあって疑問をもって、ちゃんと自分の目で見て考えて納得する。
    それって単純だけど大切なことだと思います。
    たとえその答えが間違っててもいい。間違いに気づいた時にまた、なあんだそっかあーって納得して受け入れることができるはずだから。
    単純な話だけれど、その単純さを保ちながらも悪意なく、単純で大切なことを教えてくれる本だと思います。

  • かにがあわをふくのはしぬときだけじゃないんだなー
    ※図書館で借りた本

  • うちにあるのは、もちろん『続・・・』のほう。古い本を開く時の嬉しさ?わくわく?は、とても言葉では言い表せない。私も大好きで、息子も大好きだったウーフ。娘も好きになってくれて嬉しいな。今回もお父さんがカッコいい。ウーフはなんにもなれないか、が、とっても可愛い。

  • くまの子ウーフの2冊目。
    いろんなことに疑問を持ちながら成長していくウーフのかわいらしさよ。

    だんだん口が立つようになってきて、ちょっとめんどくさいやりとりがあったりするのもいいなあと思います。

  • くまのこウーフの穏やかな日々。そして成長。
    ぴかぴかのウーフがぴかぴかで良いです。

  • 2012年夏。児童書ですが、母の私が読むために図書館で借りました。夏休みウーフ2冊目。目下かいけつゾロリシリーズに夢中な長男はウーフには見向きもしません…。ま、そういうママの私もウーフ全話をきちんと読んでいるわけでなく、自分の好きそうな話を拾い読みしてるので、長男にとやかくいえたもんじゃありませんがね。

    ウーフは人間でいったら5歳ぐらいの男の子のイメージかな。本書自体は2001年初版ですが、あとがきとして1984年刊の続くまの子ウーフのあとがきが収録されています。だから少なくとも20年近く前のお話なわけです。

    といぅわけで、やはり読むと昔の本だなぁと思う。どこが?というと、お母さんがずうっと優しい存在として描かれているところ。勿論、現代ママが優しくないわけではなく、優しくかつ、おうちの中で家事に励むお母さんが普通…として捉えられていた昭和時代といぅのか…。で、私は昭和時代の優しいお母さんの力量や包容力に尊敬とかすかなやっかみを感じるといぅ、まあこの上なくひねくれ読者なわけです。

    ちなみに平成時代の優しい出来たお母さんと私が感じてるのは、はなかっぱのお母さん。舅姑と同居でもきちんと折り合い、優しいという…。現実の私は優しいとは程遠いです、ハイ。

  • くまの子ウーフの童話集第2巻。

    つい大人目線で読んでしまうけれど、ウーフはやっぱりかわいい。
    両親の愛情をいっぱいもらってのびのび育っている感じがします。

    おかあさんおめでとう の話が特にお気に入りです。

    >「たんぽぽって、ちょうちょのやすむ金のいすだよ。ちょうちょは、すてきないすをいっぱいもっているなあ。~」

    とか、風が吹いて水たまりにしわがよったのを見て笑ったと思う場面など、
    読んでいてハッとするような素敵な表現がいくつもありました。

    『くまの子ウーフ』ではツネタはけっこう意地悪だなと思ったけれど、今回はけっこう仲良しの場面もあり、いい友達関係なのが分かってよかったです。


    目次

    ウーフは なんにもなれないか? 
    ぶつぶついうのは だあれ 
    おひさま はだかんぼ 
    おかあさん おめでとう 
    お月さんは きつねがすき? 
    雪の朝 
    ウーフは あかちゃんみつけたよ 
    ぴかぴかのウーフ 

  • みにぴ 2010.11.05

  • 等身大の子どものまいにちを会話主体に描いて、いかにも幼年童話という感じある。で、このシリーズが支持を得ていることは百も承知で書くが、ほんとうは、すじでひっぱっていくお話のほうが、これくらいの年齢層には向いているのではないかと思う。

  • 「ぴかぴかのウーフ」

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著者プロフィール

神沢利子 1924年、福岡に生まれる。子ども時代を北海道樺太で過ごす。文化学院文学部卒業。童話作品に『ちびっこカムのぼうけん』(理論社)『くまの子ウーフ』(ポプラ社)『銀のほのおの国』『流れのほとり』(福音館書店・日本児童文芸家協会賞)『神沢利子コレクションI~V』(あかね書房・巌谷小波文芸賞)など、絵本に『たまごのあかちゃん』『おばあさんのすぷーん』『ぽとんぽとんはなんのおと』『おっとせいおんど』『いいことってどんなこと』『えぞまつ』(以上福音館書店)など多数の作品がある。東京在住。

「2022年 『てんのくぎをうちにいった はりっこ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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