- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591070444
感想・レビュー・書評
-
親友とけんかした。
けんかした主人公・たいの表情から、「けんかのきもち」を想像してみる本。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「ぼくは たい。」(3ページ)という主人公の名前から始まるのですが、そのページにはクッキングをする大勢の子どもたちが描かれていて、どの子が“たい”なのかわかりません。
さらに同じページで、たいの大親友・こうたも紹介されていますが、こちらも絵からはどの子がこうたなのかわかりませんでした。
次のページでは、主人公・たいと親友のこうたの取っ組み合いがいきなり描かれます。
しかし、冒頭ページでたいとこうたの姿を認識しないまま、取っ組み合いのページへとつながってしまうので、やはり組み合っているどちらの男の子がたい?こうた?となってしまい、もったいないなと思いました。
ただ、「けんかのきもち」は、よく伝わる本です。
悔しさ、泣きたい気持ち、返事なんかしたくない、なんでだよという苛立ち…
シンプルな言葉とともに、たいの表情が大きく描かれていていて、文と絵から「悔しさ」「泣きたい気持ち」を読み手なりに想像するとこができます。
悔しさを細かく言葉で説明するのではなく、たいの表情から読みとって想像してみよう!という絵本なのだな、と思いました。
絵も小学生が描くような素朴な力強い絵画のようで、息子がもう少し小さいころに描いていた絵を思い出しました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
けんかに注目して聞いていました。主人公はどっち?と最初わからず聞いてきました。
-
子どもの気持ちがよく表されています
-
この絵本を読むと餃子を食べたくなります。
-
けんかは、片方がやめたくなったときにやめる。
なかなかできないけれど、大事なこと。 -
絵がいい。中学年くらいが一番気持ちに添うでしょうか。
-
主人公は友達とけんかをしても、暖かく見守ってくれるたくさんの人がいた。最後にはけんかした友達が謝ってきた。あたたかい雰囲気がした絵本。