- Amazon.co.jp ・本 (531ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591072042
作品紹介・あらすじ
飛空船エッジダンサー号で船出したトウィッグは、シュゴ鳥に導かれ、前人未到の虚空へと向かう。「大いなる嵐」の中心で、父・雲のオオカミから崖の国の命運にかかわる重大な任務を与えられたトウィッグだが、嵐の爆発で崖の地に墜落し、虚空での記憶を失ってしまう。行方不明の乗組員を捜しだし、記憶をとりもどさなければ!岩の塔だけが育つ岩の園、驚くべき事実を秘めた飛空船、異様でおぞましいオオモズ奴隷市場、そして深森のむこうに待ちうける未知の土地-崖の国の宿命に命がけで立ち向かうトウィッグが、旅の果てに下す、究極の決断とは…?奇想天外な異界・崖の国を舞台に繰り広げられるトウィッグの冒険、感動の完結篇。
感想・レビュー・書評
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再読。前巻に続きこの巻も面白く夢中で読めた。今回は崖の国の上空にある空に浮かぶ石の上に作られた神聖都市サンクタフラクスが舞台。若き空賊船長となったトウィッグと共に活躍するのがサンクタフラクスの下級見習いカウルクェイプだが、元々臆病な彼もトウィッグの勇気と正義感に徐々に影響されていく。はぐれてしまった仲間を必ず探し出すと決意するトウィッグ。そのために恐れをものともせずに立ち向かっていく姿勢に、「絶対に守る」が信条のシュワルツェネッガー的なものを感じた。孤独に涙する少年から、それほどに強い人間へと成長したトウィッグに感嘆。トウィッグがカッコいいのは、自分の私利私欲など全くないから。この本は是非大人にも読んで欲しい1冊。
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主人公トヴィック編最終章(らしい)です。
父親と再会し重大なメッセージを受け取ったにも関わらず、嵐の中で記憶を失い、仲間とバラバラになってしまいます。
奇跡的に生き残ったトヴィックは、仲間と記憶を取り戻す旅に出ます。
ファンタジーだけど魔法は一切出てこない。
ひとくせもふたくせもある登場人物たち。
見目麗しいヒーローは出てこないけど、土臭い世界が妙にリアルでひきこまれてしまいます。
☆最も印象に残った場面
命の源で怪我だらけのトヴィックがふと顔を上げるとそこには・・ -
夢中になって一日で読んでしまった。
ラスト、カウルクエイプの気持ちが分かる。
私ももっと冒険したい…。
楽しかった!
今までに出てきた生き物、植物、危険、種族や現象…ちゃんとまた出てきて上手い具合に物語に溶け込んでいた。
前にさらっと出てきた打ち上げの刑が、こんな形で使われるとは。 -
おもしろい(^ー^)なんで今まで気になっていた本だったのに読んでいなかったんだろう。物語の世界にどんどん引き込まれる感じ。そんな本ってなかなか出会えないんですよね(^з^)-☆
この3巻でトウィッグの冒険はひとまず終了。
でも、まだまだ『崖の国物語』は続くので読みたいと思います。
物語も素敵だが、挿し絵がまた素敵☆
分厚い本だけど、挿し絵が多く、とても読みやすかった(^○^) -
これで一区切りかな?
主人公が本当に成長していったのが分かる!! -
行方不明になった父を探すため、新しい船と新しい仲間とともに旅立つトゥウィック。頼りない子供だった彼が父の遺志を継ぐ立派な大人に成長する様子にどんどん引き込まれました。
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トウィッグが格好良いvvv<br>
仲間達もとても素敵。 -
すーっごい面白かった!
大好きです・・・世界観も、何もかも。