ハンナのかばん―アウシュビッツからのメッセージ

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制作 : Karen Levine  石岡 史子 
  • ポプラ社 (2002年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591073094

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ハンナのかばん―アウシュビッツからのメッセージの感想・レビュー・書評

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  • ハンナの兄は生き延びて、カナダで生活をしていた。日本の子供がハンナのことを知りたいと見つけ出した。そして日本に来た。ハンナは学校の先生になりたいと言っていた夢が、日本でかなった。ジョージはふと思った。ジョージは涙が止まらなかった。

  • ホロコースト教育センターに届いた古いカバンが教えてくれた悲しい歴史の物語だ。

    チェコスロバキアで育ったハンナはユダヤ人迫害の波にのまれ両親と離れ離れになり、兄と共にテレジン収容所に送られる。そしてアウシュビッツ収容所のガス室で短い人生を終えた。

    幼い兄妹二人だけで知らない土地に連れてこられ、どれほど怖くて寂しい思いをしたことだろう。

    ハンナの残したカバンは二度と同じ過ちを繰り返さぬよう遠くから旅をしてきたのだ。そして未来へ旅を続けていくのだ。

    悲しい歴史の物語だけれど、子供達がそこから学ぼうとする姿に、平和な未来に希望が持てるとてもいい本だった。

  • 第二次世界大戦時に、ナチスがユダヤ人にどのようなことをしたのか。遠路はるばる、ドイツから運ばれてきたのは一つの鞄。「ハンナ」と名前が書かれた鞄は、ユダヤ人の少女のものでした。荷物だけを残してアウシュビッツのガス室に消えていった少女の足跡を追った話。

  • 第二次世界大戦時に、ナチスがユダヤ人にどのようなことをしたのか。遠路はるばる、ドイツから運ばれてきたのは一つの鞄。「ハンナ」と名前が書かれた鞄は、ユダヤ人の少女のものでした。荷物だけを残してアウシュビッツのガス室に消えていった少女の足跡を追った話。

  • この本を手に取るきっかけとなったのは、今年の春先、東京の多くの図書館で『アンネの日記』の本のページが破かれるという事件が起きたから。
    類似書のリストに載っていて、興味を持った。

    サブタイトルからも想像できると思うが、ハンナとはヒットラーによるホロコーストで若い命を散らしたユダヤ人の少女。
    アンネ・フランクは15歳で亡くなったが、ハンナ・ブレイディはさらに幼い13歳で強制収容所のガス室の餌食となった。。。

    この本は、ハンナの日記というわけではない。
    ふとした偶然から、ハンナが残した大事な旅行かばんが日本のNPO法人ホロコースト教育資料センターに届けられた。
    http://www.ne.jp/asahi/holocaust/tokyo/
    子どもたちにかばんの持ち主についてあれこれ尋ねられ、石岡ふみ子所長のかばんにまつわるストーリー探しが始まった。
    『ハンナのかばん』はほんのわずかな手がかりから、ハンナ・ブレイディという少女のバックグラウンドを明かしてみせた感動のノンフィクションだ。

    ハンナには3歳年上の兄ジョージがいた。
    母マルケータ、父カレルが(ユダヤ人であるという理由だけで)逮捕されたあと、ハンナとジョージはおじとおばに引き取られた。
    その後、二人の兄弟もテレジン収容所というところに送られた。
    そのときハンナはたったの11歳。。。
    二人は知るよしもなかったが、ちょうどそのころ、両親はアウシュビッツで殺された。
    兄と引き離されても、ハンナは努めて明るく、前向きに過ごしていたようだ。
    1944年10月23日、ハンナは仲間たちとともにアウシュビッツに送られた。
    ハンナは果たしてアウシュビッツがどういう場所か知っていたのかどうか、先にアウシュビッツに行っているはずの「兄に会える!」という期待でいっぱいだったようだ。
    到着してすぐ、「働けそうな人」「そうでない人」に選別され、小さなハンナは後者に。。。
    その直後にガス室送りになってしまった。。。
    ソ連軍がアウシュビッツを解放したのは、そのわずか3カ月後だった。。。

    なぜここまで詳しくわかったかというと、兄のジョージはアウシュビッツの労働者に選別され、あのホロコーストを奇跡的に生き延びたからだ。。。
    その事実にたどりついたのは、石岡さんの熱意に他ならなかっただろう。
    カナダのトロントに在住しているというジョージ・ブレイディ。
    石岡さんは「傷口をえぐることにならないだろうか」と迷いながらも、ジョージに手紙を送ったという。
    そこからセンターとジョージの間に交流が生まれ、ジョージは来日も果たしている。
    ハンナのかばんがつなげた不思議な縁。

    電車の中で読みながら、何度も何度も涙をぬぐった。
    センターでは、訪問授業「ハンナのかばん」と「ハンナのかばんPart2~生きのびた少年ジョージの物語」を実施しているそうだ。
    http://www.ne.jp/asahi/holocaust/tokyo/

  •  東京のホロコースト教育資料センターに展示されている大きな茶色いかばん。アウシュヴッツで亡くなったハンナ・ブレイディという名の13歳の少女の遺品。「日本の子供たちにもホロコーストのできごとを伝えたい」という思いで、アウシュヴッツから借りたかばん。このかばんの持ち主のハンナは、どんな少女だったのか?資料センターの石岡さんは、ハンナのことを調べることにした。

  • ハンナ。
    本当に可愛い女の子。
    どんな時代も戦は人を狂わせる。
    でも狂わせるの一言で片づけるにはあまりにも悲しい。
    ハンナのように、写真や絵が残って、お兄さんが生存して、どんな子だったのか語られるこは奇蹟に近いんだろう。
    教師になりたかったハンナが今に何かを伝えたいという思いが、こういう形になっているんではないかと思ってみたり。

    “ユダヤ人”という事で殺されていった子供は150万とも言われる。
    全ての子に、いろいろな夢があったろう、そして何も残っていない子のほうが多いと思うと言葉にできない。

  • ユダヤ人、アウシュビッツ、虐殺。
    おそろしい現実に巻きこまれた少女ハンナのはなし。
    かわいいハンナ、ごくごく普通に、幸せに暮らしていたハンナ。
    ユダヤ人というだけで13歳で亡くなる。
    平和を願わずにいられない。

  • オシフィエンチムの中谷剛さんおすすめの本。ここ数年の読書でこれだけ涙が止まらなかった本はありません。ハンナとおにいちゃんがかわいくてかわいくて、賢くて、かわいそうで、…ふみ子さんのとった行動やお手紙も素晴らしい。こうして本を読むだけじゃなくて、思い切って行動した人の積み重ねで大切な物語は紡がれている。日常生活にも活かしたい。

  • ホロコーストの本。小学生にも読みやすい。現場にいた人間が書いたものではないので、悲惨さの表現はマイルドなのも、小学生に向いている。テーマの重さから高学年が適当かと。日本では感覚的に少し遠いところの問題であったが、多くの国で、世界中の誰もがを幸せになる権利があるのだ。との認識を強くさせる。この本が生まれた経緯も人の繋がりがキーとなっていて良い。

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ハンナのかばん―アウシュビッツからのメッセージの作品紹介

第二次世界大戦中、アウシュビッツのガス室で十三年の生涯をおえたハンナ・ブレイディ。半世紀後、偶然、ハンナが残した旅行かばんと日本でであった、石岡ふみ子。ハンナはどんな少女だったのだろう…?どんな家族にかこまれ、どんな生涯をおくったのだろう?そして、少女になにがおきたのだろう?ふみ子のハンナ探しがはじまった。

ハンナのかばん―アウシュビッツからのメッセージの単行本

ハンナのかばん―アウシュビッツからのメッセージのハードカバー

ハンナのかばん―アウシュビッツからのメッセージのペーパーバック

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