The End of the World

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著者 : 那須正幹
  • ポプラ社 (2003年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591076934

The End of the Worldの感想・レビュー・書評

  • 『少年』たちが主人公の短編集。
    表題作も、他の話も、淡々と、可も無く不可もなく、
    それでも少しだけヒリッとする痛みを抱えた物語。

    表題作の核戦争後の世界と言う
    ファンタジックな設定に惹かれました。
    世界が崩壊しようとしていても、
    命の危険を顧みず、少年は少女のために動き出す。
    王道ですが、そういう物語は好きです。
    この設定、もっと全面的に活かされた長編を読んでみたいなあ。

  • 次男用の本を児童所の棚から選んでいてふと手にとった本。ズッコケ三人組シリーズの作者であるが、絵もタイトルもまったく雰囲気が違う!(実はズッコケ三人組シリーズ読んだ記憶がないのだけどw)
    少年視点のストーリーは近未来SF、ファンタジー、ホラー、ミステリーの要素が含まれていて、児童書なので難しい表現もなく、美容院で読むのにちょうどいい長さ&軽さだった。
    いや、テーマは決して軽くないんだけれども・・・読後感が重くないのは、やはり児童書だからかな?

  • 短編4本
    子供目線の、子供故の罪悪感をえぐるような物語。
    全体にストーリーは安易で、簡単に読めたけど不満が残る。

  • しばらく前に読了。
    以前出版された短篇集「六年目のクラス会」から四編を収録したもの。どれもどこか後味が悪くて、那須さんらしいなと思う。こういう断ち切られる感覚は短篇の方が合っているのかも?表題を「The End~」にしたのはインパクト重視だったのかしら。
    「六年目のクラス会」所収のほかの作品も、いつか読んでみたい。

  • 「鬱児童文学として名高い一冊」と聞いて読んでみた。
    表題作は、核戦争後、シェルターで家族と暮らす少年の話。
    ドラマチックにはせず、淡々とその恐怖を描いている。
    けれど、ラストの展開で、救いはないけれど後味が悪くもなかった。
    思いがけず背筋が冷えたのが「約束」。
    もう怖い…怖い…!
    こっちが鬱だわ、私には…。
    怪談的怖さと人の怖さを重ねて来る容赦なさ。
    しばらく忘れられそうにない…。
    他の収録作もシビアだけれど、さすがの那須正幹、描写に長けていて、読ませる。
    「鬱児童文学」、なんて一言でジャンル分けすることの是非はともかく、面白い(もちろん、愉快ということではなく)一冊だというのは間違いない。

  • zukkoke三人组。我「约定」稍微可怕。

  • 中学生のときに読みましたが、核シェルターに逃げた話だけよく覚えてる。全体的に怖かった思い出があるなあ。

  • たまたま目に入ったタイトルに惹かれて。

  • SFや近未来的な4作品が楽しめる短編集。

    子供の目から語られる核戦争後の腐敗した世界は、純粋に事実を受け止め淡々としているが故に余計胸に迫る。生き残った「ぼく」のその後がどうなったのかは語られないままだ。読者の想像に任されたということなのだろう。人は人がいなくなってもやはり人を求めてしまうんだろうと思う。

    違和を感じながら読み進めた「約束」はその最後に語り手が被害者だということを知らされる。真っ向からいじめを否定するのではなく、被害者の目線から恐ろしい事実を描いていくところに著者の思索のあとと力量を感じた。子供に読ませたい本である。

    (20120211)

  • 見覚えのある作者だなーと思ったら、ズッコケ三人組の作者さんでした。ズッコケ以外では初めて読んだ作品。
    表題作は半年以上前なら切ないな、程度で終わったかもしれないけど今は原発問題を抱えてる日本の現実があるからただただ怖かった。架空の世界のはなしなんだけどリアリティがあって…。核は怖い。
    あと、約束ももやっとして終わった。語り手の男の子が悲しい。集まった子達がこれから大人になっていって、素直に罪を認められるようになって欲しい。返事を返さなかった子達は無実(という言い方はおかしいけど)なのかな。そういうのも操作されてるような気がしたんだけど…他の人はどう感じたんだろう。

  • 希望は願望であり幻想であり、けれども無ではない、ということ。先が途切れた道を歩む者すべてが愚かだとは、絶対に思わない。

  • 核戦争が起こり
    地下シェルターに避難
    でも外の放射能は減らずお母さんは血を吐いて死んじゃった‥
    って話

    こっからが面白いのに
    短編の悲しさ

    あと園児が友だちいじめて殺したのを同窓会で思い出す話とか

  • 2003年9月27日読了。

  • ズッコケ三人組で有名な那須正幹さんの、少年を主人公にしたちょっと暗めの考えさせられる短編集

    「The End of the World」
    これが読みたくて買った!
    学校の授業でこれ読んだんだけどどうしても手元に欲しかった。
    話は核戦争が起きて、自分の家の地下シェルターに避難した家族。しかし想像していたより放射能の影響は大きく、母と父が相次いで亡くなる。一彦は無線で呼びかける。誰からも反応がない無線で。しかしあるとき、女の子から応答があった。一彦はその子のところまで行くことを決意する。

    「まぼろしの町」
    昔を思い出していたら、不思議なことになくなったはずの町に来ていて、謎がとける

    「約束」
    幼稚園の同窓会。ぼくはみんなを恨んでいない。ただ、覚えていてくれることが約束。

    「ガラスのライオン」
    お宝を埋めた。忘れたころに掘り起こそうと地図を3人でわけて。埋めたはずのガラスのライオン。それぞれの思い出。


    相変わらずあらすじは自分の思い出す用。
    感想としては、表題作は、何度も読み返してしまう。歌詞は、比喩として世界の終わりを恋愛の歌として歌ってるのに、それがそのまんまの意味で通る世界になっちゃってる恐ろしさみたいなのと、それでも生き残ってる…もう死んでるかもしれない女の子になんとなく思いを寄せて、この曲を聞きながら車を走らせる情景がなんとも言えない…!!うわわ・。(°^0^°)。・

    他気になったのはやっぱ約束かなあ。
    こないだちょうど読んでた乙一さんの夏と花火と私の死体を思い出した。

  • 20100612再読。何だかもやっとして終わる短編たち(笑)ちょっと不気味って言うか、陰気っていうか。独特な雰囲気、児童書も書いてるせいか、分かりやすい読みやすい文章。

  • 世界の終わりが近づくとき、少年は…涙の味を思い出す少年たちの4つのストーリー。
    4つめのお話以外はリアリティはないですが、何だか心に残る。
    そんな感じの、お話ばかりでした。

  • 全体的にちょい暗めな作品です。

  • ずっこけ三人組の方だったのか!知らないで手に取りました。さらりと読める短編集。

  • 薄くて読みやすい本。内容はもう既に覚えていない。4話収録。なんとない終わり方でももっと印象の残る閉め方にして欲しかった。

  • 岡崎京子の漫画にもこういう作品あったような気がする。読みやすい。
    私は一回読んだ本は読まないタイプだけど、この本は忘れた頃にまた読みたくなる。なんでだろ。

  • 一話目は、「え?」みたいに
    思ったけど 心に残る。
    同窓会は辛い感じで深く受け止めないと
    いけない気持ちになる。

  • 「ズッコケ三人組」でお馴染みの那須正幹さんの本。ちょっと独特な感じがありました。難しい話のような気がするのですが、文体が淡白な感じでした。

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The End of the Worldの作品紹介

世界の終わりが近づくとき、少年は…涙の味を思い出す少年たちの4つのストーリー。

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