ミ-ノのおつかい (みんなで絵本 8)

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591078044

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  • 元気のないミケノロスじいさんからお魚を買ってきてほしいと頼まれた猫のミーノ。
    おつかいを引き受けたものの、おいしいお魚を買った後それを食べないで持って帰ってくることができるか心配で仕方ない。道中ミーノが考えていた魚を食べちゃった時のいろんな言い訳が愉快だなぁ。
    「ぜったい食べちゃうでしょ!」の6歳の息子の期待に反しておつかいを全うしたミーノとミケノロスじいさんの絆にホロッとしかけたら、こちらの予想を遥かに越えてきたお魚効果に一瞬で感動が打ち消されたw息子的にこのじいさんの変化は「進化した!」なのだそうw

  • ミケノロスじいさんが魚を食べたいと言う。
    猫のミーノはお使いを頼まれるけれど、魚を買って食べずに帰られる自信がない。
    ミーノは道すがら食べてしまった時の言い訳を考える。
    帰り道ではどう謝ろうか考える。
    食べそうになたっとき、ミノタロスじいさんのような雲を見て急いで帰る。
    ミノタロスじいさんと夕飯の魚を食べる。
    翌朝、ミノタロスじいさんは若い男になっていた。
    ミノタロスじいさんが言うには猫の持って帰った魚を食べると若返るらしい。
    次からお使いに行ってもこれ以上若くなると赤ん坊になってしまうので魚は食べていいよ、と。

    絵がかわいい。
    なんだか見たことのある猫。

    昔話風でいい話。

  • 元気のないおじいさんに頼まれてミーノがお魚をかうお使いにいきます。
    ミーノの魚が食べたくて葛藤する様子がほほえましいです。

  • 飼い主に頼まれてお魚を買いに行くお話。持って帰るまでにお魚を食べてしまった時の為に言い訳をどうするか、どうやって謝ろうか悩みながら…。でも、買ってきたお魚を食べた飼い主の結果が意味不明。不思議。

著者プロフィール

石津ちひろ 1953年、愛媛県生まれ。早稲田大学仏文科卒業。絵本に絵本に『くだもの だもの』『おやおや、おやさい』『おかしな おかし』(以上、福音館書店)、『あしたうちにねこがくるの』(講談社)、翻訳絵本に「リサとガスパール」シリーズ(ブロンズ新社)、詩集に『あしたのあたしはあたらしいあたし』(理論社)など。東京都在住。

「2019年 『くだものだもの おやおや、おやさい おかしなおかしセット(3冊)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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