地獄堂霊界通信2〈Vol.5〉幸福という名の怪物 (ミステリー&ホラー文学館)

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著者 : 香月日輪
制作 : 前嶋 昭人 
  • ポプラ社 (2003年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591078808

地獄堂霊界通信2〈Vol.5〉幸福という名の怪物 (ミステリー&ホラー文学館)の感想・レビュー・書評

  •  小学生のころに、このシリーズが好きすぎて、なけなしのお小遣いをはたいてこの巻のみ購入。
     術者がどれだけ浮世離れしているか、若作りの49歳とエセナイト(失礼)を見ていて思いました。
     お前ら、修行しかやってこなかったんかい! と突っ込みながら読んでいた記憶があります。
     ところがそんな浮世離れした二人も、異世界に行くととたんに頼もしくなって……

  • 地獄堂シリーズⅡは、あんまり子供向けじゃない印象が強かったのですが、ここに至るまでは「そーでもないかー、暁の存在くらい?」と思っていたら、ここに来てドカンと来ました。
    サー・マーカス・ヴァレンタインの登場です。
    蒼龍のツッコミがもう……彼に日々どんな目に合っているかが忍ばれようというものです。

    話は面白かったです。
    サー・マーカスが初対面の三人悪を見て「……虫?」と言った時には、つい吹き出しましたし、ストーリー的にも面白かった。
    ただ、地獄堂じゃなくて他の話だったら良かったのにな~という気持ちはどうしても拭えなかった。
    腐女子系の話は、まあいいとして、一番はやっぱり椎名の幸福の夢のような気がする。
    椎名が大人びた子で厭世観を持っていることも知っていたけど、あの夢は読んでいる方にもショックだった。
    ああいうてっちゃんを見た、ということは、夢だと分かっていても、いや夢だからこそそれを見たのが椎名ってことだけで衝撃はかなり大きかった。
    椎名に対しても残酷だとは思ったけど(故にあの後の椎名の怒りは本当に正当だと思う)それ以上にずっと三人悪を好きで見続けていた読者は、やっぱりショックだったんだじゃないかなーと。
    有り得ないことではないと思うけど、それを見せつけないで欲しかった、というところかもしれない。
    まあ一読者のたわごとと言えばそれまでだけど。

    話はおもしろかったけど、そういう意味では切ない話でした。

    あとちっょと、蒼龍が崩れ過ぎな気も(爆)
    仮にもヨーロッパで認められている術者なのだから、三人悪の減らず口にたまには乗せられても、始終だとソーちゃん…と思わずにいられない。苦笑いくらいのスタンスだと嬉しい

  • 最初から冒険決定、な今回のお話。
    一番可哀そうなのは49歳のおっさんだと思います(笑)
    むしろ、3悪と話しているその姿は、とても四捨五入して50歳とは…。
    参謀の口が回るのが問題あり??w

    幸福、と言われれば、誰しも欲するもの。
    けれど与えられれば堕落するのだ、というのに初めて気が付きました。
    とはいえ、今現在、かなり幸せだと思いますけど。
    そこで満足するか、次を望むか、で、また色々と
    失ったり得たりするわけですが。

    とりあえず今回に関しては、参謀最強説を唱えたいかと思います。
    すごいです、爆笑です。
    この3人の相手への理解力は、とても素晴らしくうらやましいものではありますが
    そのために、本人達からすれば大事な場面でも、こちらから見ると
    非常に笑えるものがあります。
    何せ、49歳にも勝てそうな勢いの参謀ですから…w

  • 椎名が印象的過ぎる

  • シリーズで一番好き。ほんと好き。大ヒット。この巻を読むためにもこのシリーズはお勧め。

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