安珍と清姫の物語 道成寺 (日本の物語絵本)

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著者 : 松谷みよ子
制作 : 司 修 
  • ポプラ社 (2004年4月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591080436

安珍と清姫の物語 道成寺 (日本の物語絵本)の感想・レビュー・書評

  • 清姫の恐ろしいまでの一途な思いが美しい言葉で再生されます。上手に朗読できるようになりたい!□

  •  熊野にむかう途中の若く美しい山伏・安珍。安珍を一目見て、恋をしてしまった清姫。もう一度もどってくるという約束(そもそも、その約束をしたのは安珍になりすました別の男だったんだけれど…)をやぶった安珍を追いかけるうちに、その姿は蛇身へと変わっていき…。
     えっ、清姫って13歳だったの!?まず、そこにびっくり。

  • 蛟堂で気になったので借りてみた。うわ~・・・不幸だ・・・。勝手に片思いされて逆恨みされて殺されて・・・。チーン☆だけど、本当はどうだったんだろう?もっと深いお話で読みたいです。

  • 日本の物語絵本。
    安珍と清姫の悲しい恋物語。

    昔(今から千年あまり前)、紀伊の国真砂(和歌山県真砂・まなご)に清姫という美しい娘がいた。年は13歳。
    奥州白河(福島県白河)から熊野権現に向かう旅に出た、若い山伏・安珍は、真砂で庄司に宿を借りた。そして、そこで二人は出会った。
    清姫は安珍に一目見て心を奪われてしまった。そこで、安珍が旅立つ前に、また真砂にもどってきて清姫を嫁にもらってくれるようにと頼む。安珍は清姫の申し出に弱り果てながらも、約束させられてしまう。
    熊野詣を終えた安珍は、真砂を避けて帰ろうとするも、清姫が追ってきた。約束を守らず、裏切られたと思った清姫は、角を生やし、鬼女のようになって追ってくる。川を渡り、道成寺に身を隠した安珍に、ついには蛇に姿を変えた清姫は、釣り鐘に隠れた安珍を、釣り鐘ごと焼き、殺してしまう。

    清純な娘のひたむきな慕情と、僧であるが故に、ウソをついてまでそれを拒否しなくてはならない若者との切ない恋物語。
    仏教の戒め・・・因果応報・・・?


    いや、
    女の私が読んでも、清姫、怖ぇええええ!そりゃ逃げたくなるわ。

  • 人形浄瑠璃で見て、清姫の妖怪変化っぷりに肝を冷やした。

    ところで、wikiには「思いを寄せた僧・安珍に裏切られた少女(清姫)」とあるが、
    以前に展示で見た絵巻「道成寺縁起」では、清姫は「人妻」で、
    「人妻」に言い寄られて困った僧が「参詣の帰りには寄るので!!」と嘘をついて逃げ出し、それに怒った「人妻」が鬼になっておいかけてくる話だった。

    調べてみると、元ネタは後者らしい。「人妻」を「少女」に変えたことで、安珍の嘘の卑劣さが際立って、清姫に同情もできるかも知れない。しかし私は「人妻」のままの方が面白いと思う。リアルにありそうだし。

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