- Amazon.co.jp ・本 (548ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591082287
作品紹介・あらすじ
トウィッグ船長とカウルクエイプが崖の国を救ってから五十年-崖の国には、新たな危機が訪れていた。「石の巣病」の流行で、浮遊石が浮力を失ってしまった。空賊の時代は終わった-。地下の図書館司書学会下級司書の少年ルークは、思いもかけず司書勲士に選ばれた。深森の奥にある「自由の森」へとおもむき、訓練を受けて深森の謎を探る学究の旅にすべてを捧げるのだ。しかしその自由の地にも邪悪な「闇の守護聖団」の魔手が忍び寄っていた。困難を乗り越えてようやく探索の旅に出発したルークが、深森の深奥で出会ったのは-!?予想を超えた新たなる展開でますます目が離せない"崖の国物語"感動の第五部!10代〜一般対象。
感想・レビュー・書評
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これがシリーズの中で一番好きかもしれない(´∀`)
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再読。
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時代は飛んでトヴィックの時代から50年後。
すっかり様変わりした世界と、
年老いて不幸な境遇にある、かつての英雄達。
読んでいて切ない気分にされられました。
そんな中学問を目指す少年ルークの、
自由の森への旅。そこでの出来事などは、
暗い時代の希望とも思える爽やかな仕上がりになっています。
懐かしの脇役達も時々現れて楽しませてくれました。
バッタのトウィーゼルは、
ほんとにいい人だった・・
行方が分からなくなっていたシュゴ鳥も、
最後の最後で登場して、
トヴィックと去っていくシーンは、
少し感動しました。 -
登場人物の名前を見て、トウィッグがあった時点で心踊った。
この崖の国物語は粋な老人たちが活躍する場面が多くて、ニヤリとしてしまう。
毎回、クライマックスに差し掛かって来たあたりからの盛り上がりが期待を裏切らないので、心の中でひっそりと歓声を送っている。
若かりし頃の面影がなくなったカウルクエイプだけれど、巻物を忘れず持っていく所がもう…
次巻も期待。 -
図書館で借りました。
児童書。ファンタジー。異世界。
三巻でトウィッグが世界を救い、大河の源へ仲間を迎えに行ってから、五十年後。
浮遊石は病によってその力を失った。
下水道の図書館の下級司書の少年ルークはある日、外の世界に出ることを許される。
ルークはトウィッグの息子、というわけではない。
そしてルークはトウィッグに深森で出会う。
残酷な真実が明らかにされる。
大河の源に帰り着くことのできなかったトウィッグ。老いて、船員すべてを失い、船を棄て、それでも歩いてでも大河の源へと向かい、仲間に会うことを諦めない老人。
あの輝かしく、誇らしそうなトウィッグの姿を三巻最後に見ていただけに、残酷すぎる。
だが、トウィッグは絶望しても、変わらない。前向きだ。
ルークからかつての親友が幽閉されていることを聞きつけて、彼を救い出すことを決意。
ルークと行動をともにする。
新しく登場したのは飛翔機。一人のりの帆船というか、バイクみたいなもの。けっこう自由自在に飛ぶ。 -
<PRE>資料番号:020133443
請求記号:933/ス/5
形態:図書
内容:名誉ある「司書勲士」に選ばれた少年ルーク
。訓練を受け、「夜の守護聖団」の魔手をくぐりぬ
けて、深森の探索に出たルークが出会ったのは…!
?感動の異界ファンタジー、第5部。
(TRC MARCより)</PRE> -
トウィッグが空賊船の船長になってから50年後の世界。新しい主人公、図書館司書のルークが”オオハグレグマ”の研究のために2人の仲間と一緒に深森に旅立ち、様々な冒険を経験するわけですが…これまでの話の伏線があちこちで飛び出してきて、さらに崖の国の世界が広がっていくように感じました。読めば読むほどおもしろくなってきます。
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世代交代したと言う感じでした。<br>
新しい冒険の仕方がとても面白かったです^^