- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591082935
感想・レビュー・書評
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小学生の時に読んだ本
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人にとっての光と闇、生きる支えとなるものとは
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お姫様に恋したハツカネズミ、光に憧れたドブネズミ、父親に売られたミグと心優しいお姫様。4者の運命が交差し、愛と復讐、妬みと憧れ、冒険と許しの物語。その真ん中に癒しのスープがあるのが素敵。
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光にあこがれるドブネズミのキアロスキューロに、お姫様になりたい召使ミグ、お姫様に恋したハツカネズミのデスペロー。
ミグがお姫様と服を交換すればお姫様になれると信じているところがとても切なかった。
誰かを愛すること、許すこと、そんなことがちりばめられたハッピーエンドのお話。 -
子供向け、深いような深くないような。
挿絵が可愛い。 -
60点。複雑で不思議で微妙な物語。
この作家の「きいてほしいの、あたしのこと -ウィン・ディキシーのいた夏」はよかったのに。
でも、「きいてほしいの…」では穫れなかったニューベリー賞を、2004年にこの作品で穫れたのだそうです。
ありきたりの話では賞が穫れない時代なんでしょうか。
デスペローもロスキューロもDV被害者のミグも、たよりにならない両親をもったピー姫も、決して幸せでない主人公たちがそれなりに幸せになるまで。
amazonレビューを見ると原作はよかったようですが、翻訳されることで、失われたよさがあるそうです。
個人的には作者の語りがケストナー以上に違和感ありました。
ケストナーはもう古典だし、しょうがないんですし、飛ばし読みできるのでよしとして、これは飛ばし読みできないので苦痛でした。
子どもは好きかなあ?
イラストはとてもかわいいです。
でも、ほかにもよいファンタジーはあるので、そっちを先にすすめたいです。 -
お姫さまを救おうとするネズミの騎士デスペローの勇敢な姿に胸を打たれました。
そしてなんといっても絵が綺麗でふんわりとした雰囲気があり、何回みても楽しめる物語です。 -
夢や希望ばかりの明るい部分だけでなく、人間の陰湿さや欲望などの陰の部分も描いていることが意外だった。そんな中、どんな時も果敢に突き進むデスペローがとても可愛いかった。
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ロマンチックなお話が好きな人向け。