つくも神 (ポプラの森)

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著者 : 伊藤遊
制作 : 岡本 順 
  • ポプラ社 (2004年11月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591083376

つくも神 (ポプラの森)の感想・レビュー・書評

  • なんだか読んでて涙が止まらなかった。
    つくもたちがとてもいとしいです。またみんなが元に戻る日を楽しみに待ちたいです。
    お兄ちゃんの置かれた状況に、つい先日の川崎の事件を思い出しました。こんな世界は、たくさんあるのだろうな。
    ほのかが置かれた五人グループがすごいリアルで胃がキリキリしたわ。私も余る一人でした。
    ただ、終わり方がちょっと不満かもなあとも思います。もうちょっと余韻が欲しかったな。
    井上さんざまぁすぎて。

  • ほのかとお兄ちゃんと龍平の人間関係がとても面白いです。荒れたお兄ちゃんでもいいところを見つけられるほのかは、優しいと思いました。つくも神達も大活躍します。

  • やっぱり屋上で、たばこ吸っていたのはお兄ちゃんだったのか。
    井上さん嫌な人だな。

  • ほのかは古いマンションに父、母、兄と暮らす。
    ある日そのマンションのごみ置き場で放火騒ぎが起こる。
    その日を境に、ほのかのまわりには、奇妙なことが続いた。奇妙なものがほのかに話しかけてくるのだ。ネツケ、フロシキ、キセル、ショウキ様などなど。
    それらは、マンションの隣の古い一軒家の蔵からやってきた「つくも神」だった。

    中学生の兄は、少々グレていて反抗期。
    その理由は、幼馴染の龍平。
    母とは冷戦状態。

    P136「直せば使えるものを捨てるのは、気持ちが悪くないのか?」
    「~~まだ『なっている』わけではないぞ。いや、わしも始めは『なっている』のかと思ったがな。ちがうのだ。」

    なっている→なった

  • 不思議なお話を書くのが好きな作家さんみたいです。あと、岡田淳さんに憧れているのかなと思いました。

  • カエルのネツケ…かわいい。
    中学生のお兄ちゃんがタバコを吸っててびっくり。
    井上さんやなオバサンだな。
    楽しい気分にはならないが、考えるきっかけになる。

  • 物に魂がこもるっていうはなし。
    ぼくの好みではないはなし

  • H.26.12.始め
    小さな頃遊んだモノたちが、あるボヤをきっかけにつくも神となって現れた。そのモノたちは何を言いたいのか。幼い頃の思い出が蘇ると同時に、今の悩みもほどけていく。

  • [ 内容 ]
    マンションの放火騒ぎの翌日、ほのかはエレベーターの中に、こわい顔をした奇妙な置物があるのを見つけた。
    それ以来、ほのかと兄の雄一のまわりで不思議な事件が続く。
    ほのかはなぜか隣の家のおばあさんと土蔵にひかれてゆくが…。
    長い時を経て魂を宿した道具たち、「つくも神」の物語。

    [ 目次 ]


    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 実際に読んだのは文庫版だけれど、前に読んだ単行本を登録してあったので。

    前に単行本を読んだことがあるけれど文庫を見つけて懐かしかったので。単行本を読んだのはもう9年も前らしい…。
    内容はつくも神が出てくることくらいしか記憶になかったので、ので新鮮な気持ちで読めた。

    絵に味がある。
    前に読んだときは児童書だとは知らずに読んだ気がする。

    ですます調の文体にびっくり。
    お兄ちゃんと友達を更正させるために犠牲になったと言えるつくも神たち。
    おばあちゃんが引っ越すか、蔵が丸焼けになって終わりかと思っていたので完全なお別れではないのはよかったけれど、ちょっと寂しい。
    いつか修理してもらって復活してほしい。
    今自分が持っている道具たちもいつか「なる」といいなあ…と思える話。
    使える道具は大事にしたい。

    単行本を読んだ当時、和風ストラップが根付けとしてブームになり始めたころで、この物語の中のネツケも最初は何のことだか分からなかった。
    これを読んだころに根付けストラップを集めるのにはまった記憶がある。

  • 火事がきっかけで、ほのかの前に現れたつくも神たち。

    人が忘れてしまっても、つくも神たちはちゃんと覚えていて待っていたのが切ない。
    また会える日がくるといいな。

  • 兄は中学に入ってちょっとグレぎみ?
    小学生の妹はそれでもお兄ちゃんが大好きです。

    自分たちが住んでいるマンションのとなりの古い家には
    おばあさんが住んでいて、その家には土蔵があります。
    土蔵には亡くなったおじいちゃんが残した古道具がたくさん。

    妹の私はある日エレベーターで不思議なものと出会います。

  • この物語は、ほのかちゃんという女の子とお兄ちゃんと、隣のおばあさんとつくも達のお話。色々な要素が重なり合うように入ってる。絡まるようにはまり込み、必然のように組み上がる。仕組まれたかのように。
    おばあちゃんが黒い和服ででてきた時はちょっとドキッとしたな。

  • ほのかが住むマンションのゴミ置き場でボヤ騒ぎがあった。それ以来マンションの周りで不思議なことが起こるようになった。マンションの隣の家の土蔵が怪しい。そんなほのかの前に不思議な置物が現れて…。

    さよならを言わないさよならの演出にだだ泣きしてしまいました。設定や説明がしっかりとあり、淡々と進みがちだったので、最後突然すぎてびっくりしてしまいました。
    表紙の蛙が可愛くて期待してました。期待通り、愛嬌あるつくも神達に読み終わる頃にはすっかり愛着が湧いてしまいました。物を大切にできているかなと省みるきっかけになるお話でした。

  • テーマに共感もするし、面白く読めた。が、描写より説明多い、セリフが子ども読者を諭すような場面がなきにしもあらず。

  • 平安ものがあんまりおもしろかったので、現代ものも読んでみる。
    主人公の少女と兄、父、母の関係がステレオタイプで、ちょっと残念。つくも神さんや、おばあちゃんのキャラクターは大変素敵だったので、主人公の状況が好みだったら、愛読書になるのかも。
    つくも神に関しては、先行に多くの作品があるので、難しい題材なのかもしれない。

  • 今どきグレて煙草をすっているお兄ちゃんってどうなんだ?と思いつつも楽しく読めた。岡本順さんの挿絵が良い。割に物に執着し長く大事に使うタイプなので、こういった愛嬌のあるつくも神たちならお目にかかりたい。同コンビのえほんもよかった。

  • タイトルと表紙の絵が気になって借りてみました。
    小五の少女ほのかと、ちょっとグレてしまっている中学生の兄のまわりで不思議なことが起こり始めた。原因はお隣に住むおばあさんの家の土蔵にあるらしい。
    小さかった頃に遊んでいたという蔵で、一体何が起きているのか?つくも神とは何者なのか?
    読み終えたあと、自分が子供のころのことをふと思い出しました。

  • きのう読み始めて先ほど読了。図書館の棚でふと目にとまり、伊藤遊さんだ、と思って借りたもの。
    「鬼の橋」や「えんの松原」に比べるとはるかに軽快なタッチで、でもそれがすっきりさにつながって読みやすかった。おしまい、ほんのちょっぴり寂しい感じはしたけれど、とっぴんぱらりのぷう物語はこれでおしまい、というのにふさわしいような、良い意味で腹八分目なおわり方。和物を描くのはほんとうに上手だなぁと思う。
    「鬼の橋」のような重みを期待するひとにとっては物足りないかもしれないけれど、わたしはけっこう好き。

  • つくも神が可愛かったですね。
    現代が舞台で、どんな話になるのかと思ったのですが、
    有る意味正当な児童文学で、子どもの気持ちや、今直面している、
    友達関係、兄弟関係、親子関係、ご近所関係、そうだよねぇと、現実を思い、
    でもファンタジーで、ちょっびり悲しいですが、心温まるお話。
    読み終わったら、ちょっびり大人になった気分になります。
    いや、この年でちょっびり大人になったって、どうよ、ですけど^^;

  • 小さなつくも神様たちがいちいちかわいい!

  • 物にも命が宿っている。今でもワタシはそう思っている。
    この本と出会って、その気持ちをより強くさせてくれた。

  • 伊藤さんの書く本の雰囲気がとても好きです。鬼の橋とか。


    『つくも神』は子どもたちにもほんの少しだけ物の大切さを学んでほしいなという気持ちも
    込めて読んでほしいです。
    でもそんな教訓を抜きにしてもいい本だと思うけど。
    ドキドキ、ハラハラするような描写はないけれどどこかしらほっとする雰囲気のある本です。

    でもちょっと難しいかなと思う低学年(もちろん高学年の子でもOK)には斉藤洋さんの『真夜中マイフレンド』がおすすめ。

  • 2010.04.07 図書館
    これは読んでなかった

    2010.04.20 読了
    んー……もう一山欲しい感じ?
    クライマックスの印象が弱い。

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