恥ずかしい読書

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著者 : 永江朗
  • ポプラ社 (2004年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591083888

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恥ずかしい読書の感想・レビュー・書評

  • 田丸久美子さんの「目からハム」に紹介されていた、節操なしのイタリア男。年齢美醜関係なしの博愛主義者で、彼の女性関係三原則は「いつでも、どこでも、だれとでも♡」と、愛とエロスの洗礼を受けたばかりだったので、本書を開いてすぐ、「いつでも、どこでも、永江読書。」と、書斎で微笑む著者のスナップ写真をみて、つい笑ってしまいました。

    「恥ずかしい」読書。著者の説くとおり、確かに本好きを公言してはいても、自己啓発書、財テク本、ダイエット本、健康本、官能小説、の類を家族友人知人の前で、白昼堂々!読むのはちょっと恥ずかしい。電車で読む本にカバーをかけている方が多いのもそのせいでしょう。

    本書では、著者の読書にまつわる思い出や、笑っちゃう習慣などが、のんびりと紹介されています。別に多読も速読も三色ボールペンも奨励されてはいませんでした。読書家のエッセイ集「私の読書法」を、更にのらりくらりと掘り下げたかのような気ままさで、帯、装丁から、あとがき、解説、参考文献に至るまで、とにかく本の全てを愛してやまない善良な方々にとっては、あ〜他にもこんな変人がいたんだな、とにやにやしてしまう内容なのですが、多読速読実用主義で本を活用し、知識人の読書術にあやかろうという意気込みで本書に挑む方々は「はぁ?何この暇人!」と憤慨するかもしれません。

    洋書輸入販売店勤務の後、雑誌「宝島」の編集・ライターを経て、本職ライターに転身した永江氏。ふむ。何とも自由で漠然とした経歴をお持ちです。著作には、読書術、文章術、インタビュー関連が多く、「書いて稼ぐ技術 」「作家になるには」「不良のための読書術」「不良のための文学案内」「消える本、残る本」「メディア異人列伝」「狭くて小さいたのしい家」などなど。タイトルは大変興味深いのですが、彼のこの、のほほ〜んとしたペースに付き合わされるのは、私はもうまっぴらだと正直思いました。

    「本はどんどん増えていく。持ち主が寝ている間に、もしかしたら本と本とがセックスして、子どもを産んでいるんじゃないかと疑いたくなる。」とおっしゃる程の読書家でいらっしゃいますが、多読の結果、こうなる人 (のらりくらりと話題だけが豊富な永江朗氏) も、ああなる人 (単純明快で一言にがつんと重みがある千田琢哉氏) もいるんだなと、興味深く比べてしまいました。

  • エッセイ集です。
    歯磨き読書、逆さ読み、ブックカバーのこだわりなど、思いもつかないような読書の楽しみ方を発見できました。

  • 索引読書は恩師に教えてもらった読み方に似ていて、ちょっとおもしろかった。

  • 「歯磨きしながら本を読む」「文末だけに線を引く」「ドンキホーテ全巻を読破しようなんて考えない」...など独特の考え方や名言が多く,読書についての固定観念を覆してくれる本.速読とか知的生産とか,肩肘はって読書をしていた中で読んだだけに,とても気が楽になった.

  • 本好きの著者の、本の読み方を語った本。
    楽しく読みました。
    あんな読み方、こんな読み方、どこで読む、どんな時に読む、ホント、いろいろ。
    私ももっともっと読書の時間作れそう、なんて思いました。

    書店巡りの項が、興味深かったです。

  • 逗子図書館にあり

  • 「本書は、本を読むことについての本、本の読み方についての本である。」

    こういう本を読みたかったー!

    人はどんな場所で本を開くんだろう。
    どんなときに本を読むんだろう。
    そんな「他人はどのようにして本と接しているのか」
    という長年のハテナに、著者が丁寧に答えてくれた。

    「本が好きだ!」という気持ちがストレートに伝わってきて
    なんだかとても嬉しくなった。

  • 色々な読書の仕方の話。そうそう、とうなずきながら読んでしまいました。

  • 物書きの作者が本を読むことが多いので、本の読み方というよりどんな風に読んでるかとか本にまつわるエッセイだった。
    本が好きなのが伝わってくる。ユニークなのは歯磨きしながら読むなら読んでもわからないくらい難しい本にしている。とか、散歩には本を持っていくと公園で休んでいても怪しまれないとかそんなはなし。
    読みやすい文章。

  • 全体的にへぇ~で終わってしまうような内容だった(本の装丁、本屋のこと、目にいい読書)。著者のやわらかい雰囲気に好感。

  • 2011 5/23読了。Amazonマーケットプレイスで購入。
    フリーライター・永江朗が色々な読書の仕方等を紹介していくエッセイ。
    歯磨き読書とか本を裸にするとか逆に読むとか。
    タイトルにするほど恥ずかしくないようにも思うが、「読書とは恥ずかしいものだと思う」の一節からすれば、恥ずかしい読書の仕方を提示するというよりは読書という恥ずかしいものの方法を色々見せていく、ということか。
    電車や公共の場でカバーをかけずに本を読んでいるときには羞恥プレイか露出プレイでもしているような気分になるのもそのせいか、となんか納得してしまった。

    読んでいるうちに本を読んだり書店に行ったりしたくなる本。
    気負わず読めるし、気分転換にも良さそう。

  • 読書がもっと面白くなりそうです。

  • この絵に似てる人知ってる(・ω・)ノ

  • 読書の恥ずかしさをクローズアップする一章のあるあるネタ楽しかったですwww私よりずっと読書にかけていてねーよネタに安心したりwしかし「100億稼ぐ読書術」じゃなくてよかった。絶対手に取らないタイトルだ。著者可愛い。
    遅読術なんて目から鱗。確かに読んだだけで頭に入ってない本とか結構あるw反省だなー。
    眼科医の見地からの読書面白かった。下向き、27cm以上離れて読むべし。電車の中の揺れは目に良くないので電車読書非推奨。20代くらいで近視は止まる。それ以降も近視が悪くなる人は白内障を疑え。
    本を読まない我が子を憂う親はまず自分が読め、そしたら習慣ができるという主張は納得。。。本は安い。ブックオフで叩かれている100円で何時間潰せることやら‥‥すごいよなそれって‥‥もっと文豪の(安い)本買ってやりたくなりました。
    ・手紙はマナーより激情
    ・自分の本は汚せ。再読した際に汚れている方が頁事に色が付き読む速度が変わり目に入る。
    ・自分の本に特定の語尾に線を引く。言葉のリズムが楽しめる。
    ・まずは官能小説から特定単語だけを決めその本からパソコンになったつもりで抽出する(読んではいけない)。慣れたらこれを哲学書に移す。←わかるらしい‥‥すごくね‥‥?

  • 図書館より。
    ん~・・・。歯磨きしながらの読書なんて、嫌だな、私は。。。

  • 面白かった!
    レンズ越しにみるのはつかれそうだな…
    歯磨き読書には納得した

  • 001.初、並、カバスレ、帯付。
    2010.7/20.津BF.

  • 2005年4月9日購入。
    2005年8月21日読了。

  • ●本読み者の偏愛読書術

    装丁、本の作り自体にも愛が確かに感じられますね。

    フォトリーディングにフォーカスリーディング、レバレッジリーディングと、
    とかくスピード!スピード!スピード!が重んじられる、昨今の読書シーン(まあ、主にビジネス書に限っての話でしょうが)
    にあって、むしろスローリーディングというか、積ん読斜め読み行間読み並列読み何でもあり! を標榜する永江氏の読書論は、凛として風に向かって立つかのごとく。

    以前、お話を伺った時。氏は「本をずっと読んできたおかげで、僕は飢え死にせずに生きてこられた」とおっしゃっていた。

    何か、実利的なフィードバックを得ようとするガッツきもいいだろう。
    だが、本当に本が好きだからこそ、ひたるようにして読んできた。それが結果的に身を助けてくれた――
    そんな幸せに満ちた氏のひと言が、今も胸に残っている。

  • 永江朗の読書エッセイ。

    船橋図書館
     2010年4月12日読了

  • 本屋さんの特徴、楽しみ。
    ネットでは決して得られない情報。

    そして索引読み。

    実学はその二つでほどほどにして、
    本を好きであることを知らししめせてくれる一冊。

  • 本との新たな関わり方を考えるきっかけになる。

    「本は美しくなくていい」

    今まで図書館で借りるばっかりだったけど
    気に入ってる本を何冊か買おう。そして汚そう。

  • 読書のツボが盛りだくさんな本。ああ、確かに、確かに、と軽い気持ちで読み進めていくうちに、お腹いっぱいになる本。「背表紙を眺めながら育つ」には大いに共感した。電車で本読むのは目に悪いのか…そういうのをお医者さんに確認しちゃうところがおもしろい。

  • 読書のツボが盛りだくさんな本。ああ、確かに、確かに、と軽い気持ちで読み進めていくうちに、お腹いっぱいになる本。「背表紙を眺めながら育つ」には大いに共感した。電車で本読むのは目に悪いのか…そういうのをお医者さんに確認しちゃうところがおもしろい。

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恥ずかしい読書に関連する談話室の質問

恥ずかしい読書の作品紹介

時間がない、お金がない、は理由になりません。難しい、面白くない、も理由になりません。本は、いかようにも読めるのです。いつでも、どこでも、読書する。哲学書から官能小説まで、読書する。ひっそり、ふむふむ、読書する。「読書」という淫靡な快楽を徹底追求したら…こんなことになってしまいました。

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