透明怪人 (少年探偵・江戸川乱歩 文庫版 第 7巻)

著者 :
  • ポプラ社
3.90
  • (15)
  • (9)
  • (17)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 200
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591084182

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 娘と一緒に読んでいるシリーズ7作目

    やっと少年探偵団シリーズ、3分の一くらいかな。
    7作目に突入して、怪人20面相が心配になってくる。

    もちろん、頭脳も技術も、更には度胸もぴか一の愛すべき奴だが、明智先生にギャフンと言わせることができない。
    弱くなってしまったんじゃないかと思ってしまうほど、今回もコテンパンだ。
    何事にも動じない、頭脳明晰、冷静沈着、まさに高材疾足の明智先生。

    果たして怪人20面相が、ライバルである明智小五郎に兜を脱がせることができるのか、次回も楽しみだ。

  • 110

  • 町にすがた、形、なにも見えないとう明な人があらわれたと、町は大さわぎになった。そのとう明人間は、つぎつぎにとう明人間をふやしていった。

  • 【あらすじ】
    町はずれのこわれたレンガの建物に、一人の紳士がはいっていった。後をつけていた二少年の目の前で、ぶきみな男が上着をぬぎ、シャツをぬぐと、そこには―何もなかった。目に見えない透明怪人の出現に、町の宝石店や銀行はふるえあがる。そんなときマネキン人形にばけた透明怪人があらわれて、デパート中がおおさわぎ。

    【感想】

  • 人かと思ったら?…

  • 透明やん・・・・・

    当時びっくらしましたのを一昨日のことのように覚えています(笑)

  • 死んだあとの世界をイメージして選んだ。乱歩の世界観は不気味だが大らか。20面相と競って小林少年がなんと百科事典に変装する!おどろおどろしいのに大らかなところがいいなと思い選んだ。

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

1894(明治27)—1965(昭和40)。三重県名張町出身。本名は平井太郎。
大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。
あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。
主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。

「2023年 『江戸川乱歩 大活字本シリーズ 全巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

江戸川乱歩の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×