消えた宝冠 怪盗ルパン 文庫版第5巻 (怪盗ルパン 文庫版 第 5巻)

  • ポプラ社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591085301

感想・レビュー・書評

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  • 良かった、今回は失わなかった。
    ルパンさんはノリで無茶してしまう性格みたい。
    そりゃそばにいる人はハラハラですね…。
    まあ、捕まっても何とかできる人ではあるんだけど…。

  • 南洋一郎さんが訳して文章を手直ししたルパンシリーズ。
    今回はルパンが亡くなった美男子の公爵に化けて、成金のお家から価値のある絵画や宝石がたくさんついている宝冠をゲットするってお話だったけれど…。

    誰がルパンなのかはすぐにわかるし、トリック的な部分は設定がどうだったかの話であって、どうやってそれをルパンが成しえたかの具体的な描写はないし、そもそも成金だからってお宝を盗まれて良いってわけではないし…。

    大前提としてルパンは義賊で、金持ちからしか盗まず、人殺しはしないってあっても、ここでは単なる泥棒でしかなくて、被害者も巨悪ってほどでもないし、単に自己顕示欲の強い自分が欲しいものはどんな形でも手に入れる我慢のできないガキって感じで、全然魅力を感じないお話でした。

    まぁ、元が小説ではなくて舞台劇だったらしいし、その関係者のおエライさんの中に「ガリマール」って名前の人がいて、彼がルパンのライバルであるガニマール警部に名前が似ているのをはばかって、この作品に限っては警部の名前がゲルシャールになっていたし、ちょっと毛色が違う作品らしいんだけどね。

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著者プロフィール

本名モーリス・マリー・エミール・ルブラン。1864年、フランス、ノルマンディー地方ルーアン生まれ。 1890年頃から小説を発表していたが、1905年に編集者からの 依頼で書いた「アルセーヌ・ルパンの逮捕」が好評を博し、 強盗紳士アルセーヌ・ルパン冒険譚の作者として有名になる。 41年死去。

「2018年 『名探偵ルパン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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