813の謎 怪盗ルパン 文庫版第6巻

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制作 : 藤田 新策  Maurice Leblanc 
  • ポプラ社 (2005年2月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591085325

813の謎 怪盗ルパン 文庫版第6巻の感想・レビュー・書評

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  • 南洋一郎さんが訳して内容を青少年向けに改定したルパンシリーズの第6弾。

    前に『パタリロ!』に出てくるマライヒさんてルパンの小説に出てくる「マルライヒ」って名前がずっと頭に残っていた作者さんがそこから付けた名前って聞いていたけれど、この作品だったんだね。

    ルパンにかなり大きな娘がいるとはビックリでした。
    彼女のためなら国家的規模の犯罪もやらかすってわけか…。
    ニセの大貴族を仕立てあげて、ドイツ皇帝から土地と称号を手に入れようとするなんて、スゴイ父親だね。

    途中でイギリスの名探偵シャーロック・ホームズさんが、ルパンより能力が劣るって役柄だけで出てきました。
    つまりルパン上げのネタだけで登場。
    これは、コナン・ドイルさんが怒るのも当然だと思ったよ。

    お子ちゃま向けの話になっていたので、最後にルパンが犯人として警察につきだして死刑宣告を受けていたおじさんは救われました。

    原作では死刑が執行されちゃって、無実の人を死に追いやったってルパンが残念がるらしい。

    どうも、ルパン=スーパーマンって大前提で話が進むのが逆にルパンの人間味を失わせているところがあるんだけれど、このお話はバカ親が娘を大貴族にしたがった人情モノと言えないこともない内容だったことと、呪われた犯罪者の家系ってのが世の中にはあるのかもね…ってところから、それなりに面白かったです。

    当時は今よりも女性が連続殺人を行うとか、大きな犯罪を行うことがめずらしかったのかもしれないし…ね。

  • あれからそんなに長い時間が経っているのか…。
    というか、どんどんホームズの扱いがぞんざいになってないですか?あのホームズがそんなに簡単に引き下がるとは思えないのだけど…。まあ、ルパンに出てくるホームズは、ホームズじゃないからなあ…。原作では違う名前になってるものを南さんが無理矢理ホームズに戻してるんだから…。
    自分のキャラクターならば、ぞんざいになっちゃうのも仕方ないのかもしれない。

  • なんともまるっきり感情移入できない翻訳ではありますが(しかも子供向けに端折られている)、内容的には意外性があって面白かった……
    子供用じゃない文章が読みたい。

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