虎の牙 怪盗ルパン 文庫版第12巻 (怪盗ルパン 文庫版 第 12巻)

  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591085387

感想・レビュー・書評

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  • ルブランさんの原作を南洋一郎さんが翻訳して少年少女向けにリライトした怪盗ルパンシリーズの第12弾。

    今回は2億フランの遺産をめぐって連続毒殺事件が起こるのを、ルパンが解決するというお話でした。

    現場に虎の牙のような歯型のついた証拠物件が残っていたことから、歯並びの悪い推定相続人の1人でもある夫人が疑われれるんだけど…。

    まぁ、美少女がバカなヤンキーに惚れて悪事の手先になっちゃうってパターンは、古今東西けっこうあるよね。
    でも、美少女ってだけで心も美しいとか言われて、彼女は救われちゃうのだ。

    しかも、このお話では、彼女のバカさ加減は美しさで相殺されるどころか、最後はモロッコに王国を持っている自称「皇帝」のルパンに愛されてその同伴者になるというシンデレラストーリ…。

    美人って得だねぇ~。
    頭が切れない美人ってのがいいんだろうなぁ~。

    頭の良い美人ってのは、逆にいろいろ足をひっぱられるからね~。
    しみじみ…。

  • 急に読みたくなって購入。南洋一郎の訳は言葉遣いが綺麗で読みやすかった。

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著者プロフィール

本名モーリス・マリー・エミール・ルブラン。1864年、フランス、ノルマンディー地方ルーアン生まれ。 1890年頃から小説を発表していたが、1905年に編集者からの 依頼で書いた「アルセーヌ・ルパンの逮捕」が好評を博し、 強盗紳士アルセーヌ・ルパン冒険譚の作者として有名になる。 41年死去。

「2018年 『名探偵ルパン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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