子どもが見えない

  • 22人登録
  • 3.75評価
    • (2)
    • (5)
    • (5)
    • (0)
    • (0)
  • 6レビュー
  • ポプラ社 (2005年5月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591085509

子どもが見えないの感想・レビュー・書評

  • すごいよかった。TV観たかったな。

    …でも結局、今も昔も大人は子供が見えなくて、
    なんか、それが健全なのかもってとこに着地してしまった。私。
    だって、すっごい見えちゃう思春期の子どもって、むしろヤバいんじゃない?って思う。
    完全には理解してもらえないって事を徹底的に思い知らされる、その時期があってこその「今」なんでね。

    いや。だからって、大人は「見えなくて当然」って逃げちゃダメなんだけど。必死で見ようとアタフタするのも大人の務めだと思うから。

  • 現在(といっても少し前だけど)の子どもが
    どんなことを考え,感じ,どんなことを求めているのかが書いてある。

    大人の世界と変わらない複雑な人間関係,
    心の中の葛藤が描かれている。

    人を殺したいと思うことがある,
    誰もわかってくれない,理解してくれない
    親の期待,プレッシャー,いじめetc.

    大人も子どももあまり変わらない。
    ただ,大人と違って語彙や経験が少ないから
    誰かに伝えるすべがない,処理する技術がないから困る

    そして,大人が思っているほど子どもは馬鹿じゃない。
    この本に書かれているように,
    なぜ生きるのか,死とは何かを考えたりする。

    生活をスムーズに送るために
    突っ込んだことをいわないとか,
    当たり障りのないこというだけの関係,

    グループ間の優劣,どこに属すか
    そのグループにいるためには何をしなくちゃいけないのか
    みんな考え行動している。

    それなのに大人は
    子どもの割る面ばかりを見て,
    排除して文字通り清廉潔白な子に育てようとする。

    そんなことが書かれていると思います。


    個人的には,
    大人が子どものことをわかってない,見ようとしないだけだと思う。

    そして何かにつけて危険だから,まだ早いといって成長する機会を奪ってしまう。失敗してそこから学ぶという実践というものがとても大切なのにその機会が奪われてしまうから子どもが成長できない。

    子どももいろいろ考えている,
    生,死,人間関係とかを自分なりに。

    この社会に生きていくのにはとても大切なのに
    子どもはそれを知りたいのに
    決まった答えがない,
    真剣に考えて受け答えるのがとても大変
    大人は自分のことでいっぱいいっぱい

    などの理由で子どもに向き合わない。
    勉強しろ,なんでできないんだ

    など大人都合であしらわれて
    一人抱え込む。

    個性,個性と言いながら
    みんな違ってみんないいといいながら

    心の中では認めてない

    自分たちの希望を押し付けている部分がある。
    そんな大人たちに辟易しているのが,
    しわ寄せを食らっているのが子どもなんだ

    そう思う。

  • テーマ研の参考資料。考えさせられます。。TVで見たかったー

  • 子どもたちの心の闇・・・ここに書かれていることは多くの子どもが抱えているものだと思う。かつての私もそうだった。それを再認識した。
    子どもにとっての家庭・学校はとてつもなく大きい。絶対的で、子どもからすれば逃げる事のできない場所だ。大人のように、ストレスを発散する自由もお金もない。子どもたちの苦しみを、親・教師は知っておく必要がある。
    私が感じたのは、みな“愛”を求めているということ。親からのしっかりした愛を受けた子どもは、この本に出てくる子でもそう深刻な事態になっていない。学校で傷ついても家庭という安全基地で癒されている。問題は、家庭でも“愛”を実感できていない子どもたち。この子たちの逃げ場はどこにもない。そして、ある子はリストカットに向かい、ある子は非行に向かい・・・となるのだろう。
    全ての子が愛に包まれ成長していける世界であって欲しい。

全6件中 1 - 6件を表示

子どもが見えないに関連する談話室の質問

子どもが見えないの作品紹介

NHK取材班が現代の子どもたちの姿に、総力をあげて迫る。さまざまな視点で重ねられた取材、番組HPに寄せられた多数の子どもたちからの声。「聞く」ことへのチャレンジと熱意がここに結実する。変わりゆく時代の中で子どもたちとどうかかわればいいのか?「子どもが見えない」(2004年9月放送)、「子どもの心をノックする」(2005年5月放送)を書籍化。

ツイートする