- Amazon.co.jp ・本 (533ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591086933
作品紹介・あらすじ
図書館司書学会の若き司書勲士ルーク・バークウォーターは、偵察飛行の途中事故にあい、とらえられ奴隷にされてしまった。売られた先は最高位学者ヴォックス・ヴァーリクスの館。実権を奪われ酒びたりになったヴォックスのもとで、ルークは崖の国をめぐりさまざまな陰謀がうごめいていることを知る。夜の守護聖団、オオモズシスター、ゴブリン軍。どの勢力も図書館司書学会を憎み、ヴォックスをさげすんでいた。暗殺の危機をのがれたヴォックスが図書館司書学会に持ちかけた「取引」とは-!?運命の「大いなる嵐」が近づき、ますます目が離せない"崖の国物語"感動の第六部!10代〜一般対象。
感想・レビュー・書評
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再読。
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今回は少し大人になったルークの物語です。
サンタフラクスに偵察飛行に出たルークは、
突然追撃され町に落ちて奴隷にされてしまいます。
買われた先は最高位学者ヴォックスの屋敷で・・
腐敗した崖の国が回復の兆しを見せる結末となっています。
きっかけとなったヴォックスは意外な結末に・・
暗い雰囲気だった今までとは違い、
あらゆる希望が出てくる明るい内容になっています。
でも一番印象に残ったのは、あの召使が作る様々な薬・・ -
図書館で借りました。
児童書。ファンタジー。異世界。
激しいアクションや、神話の英雄のような活躍が失われてきた。
神話・黄金期から、銀の時代、銅の時代と移り、鉄の時代がやってきたかのような感じ。
戦争がある。
これまでは戦争はなかった。「空賊組織 対 商人連合」は戦争に近いかもしれないが、そうではなかったし、今回のような「オオモズ VS ゴブリン」といった巨大なもの、種族の存亡をかけてしまいそうな争いはなかった。
だんだん、悪い時代になっていくようで、心配だ。 -
これまでにない程シリアスな内容で、暗くどす黒い感情が戦いを生み出していく様子がおぞましいほどに恐ろしかったです。これからどう展開していくのか、嵐後の生活はどうなるのか、楽しみです。
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こちらはルークの話の続きです。
ルークは頑張ってる!!!
そしてトウィッグの頃からいるヴォックスがまた出てます。
悪はいつまでたっても悪といった感じですね´Д` -
未読です。
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おおーんまだ読んでないですよー。
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今回は主人公のルークが墜落するところから始まります。
怪物に襲われたり、奴隷として働かされたり、ふんだりけったり。
前作に比べると陰謀が陰謀で陰謀なんですよ!
とにかく嵐は近づき三者三様の思惑が乱れ飛んで絡み合うわけです。
次回作からは今作で壊れた体制を立て直していくことになるのでしょうね。
まだまだ目が離せませんよ。
装丁 / 鳥井 和昌
原題 / The Edge Chronicles : VOX (2003)