大きな機関車ゴ-ドン (汽車のえほん 8)

  • ポプラ社
3.17
  • (1)
  • (2)
  • (8)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 49
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (63ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591086995

作品紹介・あらすじ

「ふーっ、こんなことははじめてだよ」機関士はすわりこみ、かおをふきふきいいました。「ぼくは、みなみのほうのビンカムのトンネルで、こんな目にあいましたよ」助手がこたえました。「これからどうします?」車しょうがやってきてききました。「駅にもどって、きゅうえん列車をよばないと」助手が、機関士にかわってこたえました。そこで、車しょうが信号係にしらせ、列車はあともどりして、おかのふもとまでぶじにおりました。そこへ、ゴードンが、貨物列車をひいてはしってきました。こまっているジェームスをみると、じぶんの貨車をおいて、ジェームスのところへやってきました。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ゴードンのだっせん
    おちば
    トーマスのちんぼつ
    ペンキとおめし列車

    ゴードンは事故を起こしてないと自慢し(パーシーに汽笛の事や安全弁のことは指摘されたが)、脱線事故なんてまともな機関車のすることじゃないとヘンリーに言ったが、ある日、貨車を引くのが嫌で、転車台を止めようと少し動いたら、そのまま止まらなくなり、堀に落ちてしまった。ふとっちょの局長は怒って夜までそのまま。近所のこどもたちや居場所を荒らされたかえるやいもりにからかわれる。夜にやっと機関庫に戻ったが、それでひとつ賢くはなった。
    どろまみれのゴードンを洗っているとき、ふとっちょの局長が客車を引かせないと言いに来た。がっかりしたが仕方がないと理解してはいるが、貨車たちに八つ当たりをしてしまう。ジェームスに指摘されたが、反対に、丘で滑りやすいから気をつけろと言い返した。ジェームスは大丈夫さと請け負ったが、秋で落ち葉がある上に、飴で線路に張り付いてしまっていて、ジェームスは車輪が滑って空回りし、止まってしまった。そこへゴードンがやってきて、貨車を置いてジェームスを助けてくれた。ジェームスはお礼を言い、ゴードンはそれを見送ってまた貨車を引きに戻った。
    そんなゴードンに、泥臭いなぁとトーマスはいじわるなことばかり言い、アニーとクララベルに呆れられる始末。トーマスはご機嫌だったが、機関車が通るほどは持ちこたえられず貨車しか入れないトンネルに貨車を持っていく事があり、トーマスは大丈夫だろうと無理に入ろうとして(止めようとした機関士を振り落としたりした)、穴ができて地面に沈んでしまい、ゴードンに助け出してもらう事になってしまった。トーマスはゴードンに謝った。ゴードンはそんなトーマスがすごく面白かったので、溜飲が下がり、同盟を組んで仲良くなった。
    女王陛下がくるということで駅は新しくペンキを塗り替えたりした。ヘンリーは自分がお召し列車を引くと思い込んでいたが、ヘンリーの煙にむせたペンキ屋が足を滑らせ、ヘンリーにかかってしまった。これではケーキみたいでお召し列車を引けないと局長は言った。そのとき、ゴードンはトーマスに支線を走らせてあげて欲しいと、トーマスはゴードンに客車を引かせてあげて欲しいと、互いに局長に言いに行った。局長は、最近の2台の態度から、ご褒美をあげる事にした。エドワードがお召し列車の先導を、トーマスは入れ替え、ゴードンは引くことにした。当日、みんながはしゃいでも女王陛下はにこやかに手を振り、3台の機関車には声をかけてくれ、3台は誇らしく思った。

  • トーマスが性格悪かった!!!

    機関車の世界も大変だと思ったよ…なんだか心が痛かった。でも最後でハッピーになるからいいんだろうな、うん。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

子どもたちに夢を与えたいという思いから絵本の執筆を手掛け、たくさんの作品を残す。1945年に出版されたトーマスの登場する「The Railway Series」は彼の代表作となった。

「2020年 『きかんしゃトーマス 壁掛けカレンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ウィルバート・オードリーの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×