十五少年漂流記 (ポプラポケット文庫 410-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591088494

感想・レビュー・書評

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  • 15人の少年たちだけを乗せたスクーナー船が大嵐にあい、長い間漂流した末、船はある岸辺に座礁。
    少年たちは島か大陸かもわからない土地で、生きるためにさまざまな工夫を重ねます。
    2年間にわたる漂流生活。
    知恵と勇気と好奇心とを使って探検に出掛け、食料を確保し、流れついた悪党も退治。
    半世紀以上も前、小学生の時に夢中になって読みました。
    今読んでも、ワクワクドキドキ、楽しめました。

    さて、この物語を読んだみなさんが、この少年たちのような体験をすることはまずないだろう。だが、おぼえていてほしいのは、みんなが力をあわせ、熱意と勇気をうしなわなければ、どんな困難にも打ち勝てるということだ。 ー 186ページ

  • 小学生の時の塾の課題図書。

    15人も少年が出てくると名前が覚えられない(笑)

    しかし15人いるといえどみんな少年なのに、無人島で生き延びるほどの知恵と勇気があって本当尊敬する。

    海外の子供たちだから??

    私が無人島に流れ着いたらすぐ死んじゃうと思う(笑)

    薬草を見分けたり、刈りをしたり、何かを創作したり、すごいよ、、、

  • 小三の漢字をマスターしたら、年中でも読める。
    内容は大人からするとまだ難しいように思えたが、話に引き込まれて読破した。

  • 少年時代に読んでおくべき作品。
    読み損ねたまま大人になってしまったけど、息子のを借りてやっと読むことができました。

  • 子どもの頃に読んでたら今よりもっと妄想癖がついてただろうなあ・・・

    今回はモコとサービスが気になったけど

    読むたびに違う子が気になるんだろうな。

  • 原題=二年間の休暇。
    休暇って…
    かなり過酷だったと思うんだけど、15人いたのがよかったんだねきっと。
    1人では辛すぎる。
    仲のよかった子も、そうでない子も、力を合わせ、最後は無事に帰還。
    こんな二年間の休暇はいらんな〜
    あ、すさんだ大人の自分

  •  ヴェルヌの作品は、どれもこれも現代にある冒険ストーリー・SFストーリーの原点としての良さがある。始まりにつきまとう素朴さ。純真さ。単純だからこそわかるその真髄。きっと現代日本ならドラえもんの映画の方が冒険のスケールは大きいだろうが、子供にとってのワクワク度は引けを取らないはず。
     嵐でたどり着いた孤島。子供たちだけの生活。襲い掛かる悪漢。最後の最後まで冒険にあふれている。是非。

  • 僕の読書生活の原点と言っても良いであろう、思い出深い一冊です。いつの間にか、2年間の休暇中の彼らよりもだいぶ年を重ねているけれども、改めて読み返してみて、彼らから学ぶことは山のようにあります。

    そして、こんなにも面白くまた人生の目標にも成り得るような登場人物がたくさん登場する良書に(早いうちに)出会えたことを、嬉しく思いました。

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