内科・オバケ科ホオズキ医院オバケだって、カゼをひく! (おはなしフレンズ! 15)
- ポプラ社 (2006年1月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (140ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591090299
感想・レビュー・書評
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ハラハラするお話だった。その中でも1番ハラハラしたのは、インフルエンザの注しゃをおににするところ。どうくつのおくにいるおにをおびきよせるために、「ぼく」がおとりになった。ほおずき先生がぼくのにおいを、どうくつの中までうちわで送った。ぼくがおにに食べられちゃうんじゃないかと思った。
1番好きなシーンは、ほおずき先生が、ぼくに、おばけの世界と人間の世界をつなぐかぎをくれたところ。またべつ世界とつながれるのがいい。
ぼく(おれ)はおばけがこわいから、かぎはいらない。ほおずき先生がいるときは、いっしょに行きたい。(小3)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「ぼくは世界でたったひとりのオバケ科の医者の助手。のっぺらぼうの頭をかじるネズミを退治したり、予防注射をこわがるオニに食われそうになったり。
続き6冊、シリーズもの。」
(『キラキラ子どもブックガイド』玉川大学出版部より紹介) -
オバケ科のお医者さん!?
神社の白狐堀で、ぼくは貝がらのボタンをひろった。そのおかげでふしぎな世界に入ることになるなんて、思いもせずにーー。ぼくは、世界でただ一人のオバケ科専門医ホオヅキ先生に出会い、助手になります。本の世界に引きこまれてしまうかんじを、ぜひ味わってみてね。
「それは、かぎだ。この病院と、外の世界をつなぐ、とびらのかぎ。」
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番外編のほうを先に読んでた。
身勝手なキャラが多くてちょっと疲れたけど、続きは読みたいと思う。 -
ひょんな偶然からオバケ科の医院がある別世界へと迷い込んでしまった恭平。果たして助手としての役割ははたせるのか⁈
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富安陽子さんのおはなしの中でも、お気に入りのシリーズ。
ひさしぶりに読み返してみたが、やっぱり面白い。
釣りをしていて、きれいなボタンを拾った恭平は、不思議な小道に迷い込みます。前を歩く男の人を追って小道を進んでいくと、そこには「オバケ医院」と書かれた建物が。
こっそり中を覗くと、何やら手品師のような怪しいヒゲのお医者さんとさっきの男の人が話しています。
実は、そこはなんと世界でたった一つのオバケのお医者さんだったのです。
しかも、怪しいおじさん=ホオズキ先生は、ちょっと用事があるとか言って、恭平に医院の留守を頼み、出かけてしまいます。
たった一人、ホオズキ医院に残った恭平は、無事オバケ医院の留守を守ることができるでしょうか。
…とあらすじを書きながらもうわくわく。
それから恭平のもとへ色んな患者さん(オバケ)が訪れて、ワクワクドキドキの展開です。
数ページごとに可愛いイラストが入っていて、本が苦手な子でも入りやすいと思います。
ちょっと強引なホオズキ先生と、先生に振り回される恭平のコンビが面白いです。 -
1年生でも読めて、理解はできたが、感想は十分に話すことはできない。
あらすじは言えるけど、そこはまだまだ膨らまないよう。
楽しく読めていることには間違いなし。 -
お化けの病院なんてあるんだ?
そんな声が聞こえてきそうな本です。
モノノケの類はこの人。富安さんの児童書です。
偶然(実は必然)入った小道の先に、鬼灯先生のいるお化けの病院。事情を知ってしまった主人公は、留守番を頼まれます。軽いテンポでどんどん進む、中学年以降にはおすすめの一冊。男の子もくいついてくれるかもしれません。続きがあるのかな。続編も読みたくなります。