森からのてがみ (ポプラポケット文庫)

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著者 : 舟崎克彦
  • ポプラ社 (2006年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591090350

森からのてがみ (ポプラポケット文庫)の感想・レビュー・書評

  • 子供のころに持っていた本。
    小さな物語を集めたお話集なんだけど、前半と後半でまったく毛色が違う。
    前半は森の動物たちを主人公にしたほのぼの童話。
    後半は街の人間たちを主人公にした不思議で怖い話。

    音楽会の話は音が面白いから、音読も楽しいかもしれない。ティントンタタン。
    もっといいものがあるかもしれないと欲張りすぎちゃうカラスの話、
    年をとって弱っていく自分に対処するライオンの話、
    よくわからないこわいものへの鼠身御供に推薦されて、もう世の中を諦めきってる感じだけど約束はちゃんと守るネズミの話、
    森の部分はややイソップ風味。

    あとがきによると、本当は森の話だけでひとつの本にまとめるつもりだったけれど、大人の都合でこの組み合わせになったらしい。
    でも怖い話にしか出てこられない後半の登場人物は、愉快な森の仲間と一緒の本にのれて喜んでいます、とか、子供はいろんな本に出会うといいよみたいなことが書いてあった。
    この辺に、『子供の本は世界の架け橋』http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4772190376にあった、ケストナーの挨拶を思い出した。

    古い本だから人間部分は古さが少々気になる。警句が古くなっているから。
    動物部分はこちらも古いけれど良い古さ。
    底本は1978出版らしいけれど、もっと古いような感じがする。
    そういえば「はいけい」と「けいぐ」はこの本で知ったんだと思いだした。
    「けいぐ」は差出人の名前だろうかと考えていたけれど。

  • むかし「ババロワさんこんばんは」という、同著者の絵本を図書館で読み、あまりのインパクトにこころの片隅に、ず~っとあったのですが、現在絶版。色々調べると、この本に収録されているというので買ってみたのですが、私が見たかった様々な動物(クチビル、チリトリなどなど)の挿絵はなくがっかり・・・。ストーリーはブラックで面白いのですが、それも半減。残念でした。ただ、昔の絵本を知らなければ、十分に楽しめる本です。

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