ハル: 哲学する犬

  • ポプラ社
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感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591091487

感想・レビュー・書評

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  • 中学生のころに初めて読んでから好きだった本。可愛らしい犬の"ハル"のイラストと哲学的な詩の組み合わせが素敵。"ハル"には、韓国語で"1日"という意味もあるらしい。
    中学生のころに読んだときと成人してから読んだのとでは、また違った感想がもてる。
    今読んで、個人的に好きだったのは、

    『1+1の答えは2ではなく、「きみとぼく」なのです。
    いっしょにいるということ、ともに生きるということ、それがほかでもない「きみとぼく」なんです。』というフレーズと、『いっしょに生きていること』という詩。

  •  読んでいると気恥ずかしくなってくる。何故かそれは 青少年、少女を対象にしたものだからです。でも何も考えずに素直に読む進むにつれ心が洗われる思いがしました。この著者蓮池薫と云うかたは文才があることがわかりました。素晴らしい。翻訳物ですけど

  • イラストの犬がかわいい
    ?というところもあり、うん、と思うところもあり
    蓮池さん訳が驚いた

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  • 「 哲学する犬 」 というタイトルなので、さぞかし難しいことが書いてあるのかと思いきや、「 ありふれた日常でも、大切に過ごしましょうね 」 という本です。


    何もない平凡すぎる毎日で、とても退屈と言っている人に、お勧め。
    昨日と変わりない今日かもしれないけれど、実は、毎日、何かがちょっと違うんだよ、ということを教えてくれます。
    逆に、時間に追われ、1分でも1秒でも惜しい日々をすごしている方には、
    「 何をそんなに急いでいるの? 」 と問いかけてくれることでしょう。

  • 最近疲れがひどくて、笑うことが少なくなったなぁ〜とか、イライラするなぁ〜とか思った時に読んで欲しい一冊。
    優しい文章と挿し絵に癒されます。
    内容はよくある話なんだけど、啓発本ぽくなくて、素直に心に入ってくる感じ。
    JYJのジェジュンさんがTwitterで紹介してくれました。

  • 哲学する犬とありますが、まぁ詩のようなものです。

    心にぐっとくるような言葉とかわいらしい絵が心を和ませてくれます。著者が韓国の人ということで、どこかしら今まで見てないような雰囲気の本で気に行っています。

  • 心を前向きにしてくれる、とても良い事が書かれています。

    現代人には、このような心の癒しとなるものが必要だと感じます。

    イラストに出て来る犬、ハル(一日)もとても可愛くて愛嬌があります。

  • 友人から誕生日プレゼントで貰った本です。北朝鮮から帰ってきた蓮池薫さんが訳していて、優しい文体で「時間」「希望」「夢」「幸せ」について犬のハルを通じて話しかけてきます。何と言っても素晴らしいのは絵!心がほんわか柔らかくなります。犬好きの女の子へのプレゼントには堪りません!

  • 絵を眺めるだけで癒される絵本でもあり、
    言葉をたどるだけで心温かくなる詩集でもあります。
    北朝鮮に拉致された蓮池さんが、心を込めて翻訳した1冊。

    本の題名でもあり、登場する子犬の名前でもある「ハル」というのは、韓国語で“1日”という意味。
    いろんな1日、が詰まっています。
    「そうです。ぼくたちが毎朝むかえる1日(ハル)は、すべて初めての1日(ハル)なのです。」というフレーズが好き。

    他にも、この本の優しい色彩とメルヘンな絵柄が大好きです。
    たまにページをめくっては、ぼんやりハルを眺めつつ1日を振り返るのも好き。難しくはないけど、大人が読むとより心に響きそう。

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