いつか、僕らの途中で

  • ポプラ社
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本棚登録 : 230
感想 : 52
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  • Amazon.co.jp ・本 (100ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591091494

感想・レビュー・書評

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  • あるキンキファンの方の日記で拝見して、即予約してみた本です。


    とても優しい本でした。


    もうおしまい?って感じ。





    それにしても、随分と手紙を書かなくなってしまったなー。


    貰うのはとても嬉しいのに、その嬉しさをお返ししてないのです。


    手紙って言うのはどうして心が温まるんだろうと


    本を読みながらずーっと考えていました。


    直筆ってこともそうなんだろうけど、


    字と字の間なんかも、書いている人の心に寄り添っている気がして、


    読んでいるととても距離が近くなったように感じてしまう。


    書いていることを想像すると嬉しくなる。





    絵がとても素敵なんですよ。


    文章自体はとても少ないので、あっという間に読めます。


    この絵がついていることで、癒されているんだろうな。





    遠距離恋愛はしたことがないけれど、


    離れているからこその愛の育み方ってあるんだよね。


    近過ぎて見えないことがあるように、


    離れているから見えてくることもきっとあるんだろうな。





    修学旅行の途中で会った時の様子を知りたくなりました。

  • 小説というより、まさに手紙を読んでいる気持ちになる。ふと、つきあいのなくなってしまった友人を思い出して、素敵な手紙を書くひとをなくしてしまった、と思った。

  • タテよりヨコの方が長い景色を
    大切な人と見たくなった!!!!
    手紙を書きたくなりました( ¨̮ )

  • 新しいのかと思ったら、デビューしたころのでした。ちょっと洒落た「マンガ」ですが、柴﨑友香のよさが、案外わかりやすくて、いいのかもしれませんね。ブログに書きました。よろしければ読んでください。
    https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/201910050000/

  • 初めての作家さん。
    いつかこの方の書かれた本をきちんと読んでみようと思う。

  • 手紙を書きたくなる。

  • 文章に書かれていない部分からも、登場人物それぞれの「日常」が感じられた。
    春夏秋冬の物語だけど、大きな展開があるわけでもなく
    雪が深々と降るように、静かに進んでいく感じ。
    夜寝る前に読むと、すーっと休めそうな一冊。

  • 田雜さんの絵の為に読みました。

  • きゅん。
    これ反則でしょー。

  • イラストがいいなーと思ったら、描いてる人が男の人&しかも年下でびっくり。なんとなく絵の繊細さが女の人な気がしてたので。

著者プロフィール

柴崎 友香(しばさき・ともか):1973年大阪生まれ。2000年に第一作『きょうのできごと』を上梓(2004年に映画化)。2007年に『その街の今は』で藝術選奨文部科学大臣新人賞、織田作之助賞大賞、咲くやこの花賞、2010年に『寝ても覚めても』で野間文芸新人賞(2018年に映画化)、2014年『春の庭』で芥川賞を受賞。他の小説作品に『続きと始まり』『待ち遠しい』『千の扉』『パノララ』『わたしがいなかった街で』『ビリジアン』『虹色と幸運』、エッセイに『大阪』(岸政彦との共著)『よう知らんけど日記』など著書多数。

「2024年 『百年と一日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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