曾我兄弟 (日本の物語絵本 17)

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591092477

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  • 源頼朝の御家人・工藤祐経(クドウ スケツネ)を、18年の歳月をかけて父親の仇として討ち取った曽我兄弟(十郎・五郎)の悲運の生涯を絵物語として紹介されています。 源氏政権を狙う北条義時の父・時政に利用された曽我兄弟被害者説、そもそもが頼朝暗殺を意図した政治的陰謀説など、仇討ち事件の背景についてまわる疑惑を押しのけ、武家社会の美徳として日本三大仇討ちの第1号となりました。 ▷曽我兄弟の仇討ち(1193年)、鍵屋の辻の決闘(1634年)、元禄赤穂事件(1702年)

  • 大河ドラマで見過ごしてしまい、図書館でこの絵本を見つけた。仇討ちを子どもにたきつけておきながら、子どもの成長後にやめて、と懇願する母親。夫を殺された悲しみの勢いでの発言だったのかなあ。

  • 仇討ち、どこまでやるか、テーマだね…

  •  家族を大切にする兄弟の仇討ちを描いたヒーロー物の古典。

  • 兄弟で力を合わせ、逆境にもめげずに父の仇を討つ・・・。

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著者プロフィール

●児童文学作家。1933年、朝鮮に生まれる。早稲田大学仏文科卒業。在学中早大童話会に所属。出版社の勤務を経て児童文学作家の道を歩む。創作のほか伝記、評論などを手がける。主な著作に『さらばハイウェイ』『二死満塁』『少年探偵事件ノート』『悪いやつらは眠らせない』。伝記に『田中正造』『真田幸村』。日本児童文学者協会賞受章。山口女子大学教授、日本児童文学者協会会長を務め、2008年死去。

「2017年 『坂本龍馬 (新装版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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