竹取物語 (日本の物語絵本 19)

著者 : 森山京

• ポプラ社 (2006年7月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ゆうさんの感想 · 2013年12月5日]

森山京×宇野亜喜良さんの『竹取物語』。すごくいいです。
かぐや姫が血色が悪いのは、地球の重力に慣れないがための貧血か？
月へと戻る天女となったかぐや姫の美しいこと。（さいごのこのページがお気に入りです）
現存する最古の物語とも言われる『竹取物語』、私たちが物語を読み、物語を書き記す原点がここにあるように思った。

著者プロフィール

1929年東京都生まれ。コピーライターとして活躍後『こりすが五ひき』で講談社児童文学新人賞佳作入選。「きつねのこ」シリーズ（あかね書房）で路傍の石幼少年文学賞、『あしたもよかった』（小峰書店）で小学館文学賞、『まねやのオイラ旅ねこ道中』（講談社）で野間児童文芸賞など受賞多数。子どもやそのまわりのおとなたちの姿をあたたかく、真摯に描いた多くの作品が愛され続けている。2018年逝去。

「2018年 『おばあちゃんのわすれもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」