書店繁盛記

  • 191人登録
  • 3.38評価
    • (11)
    • (22)
    • (59)
    • (5)
    • (1)
  • 44レビュー
著者 : 田口久美子
  • ポプラ社 (2006年9月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591094334

書店繁盛記の感想・レビュー・書評

  • 本屋さんの裏側が見える本。おもしろいけど、大変だ。特に「本屋さんの事件簿」を興味深く読んだ。それにしても、本の置いてある棚の上に座って読む人って…あきれて、ものがいえない。どこにもかしこにも田口さんをはじめとする書店員の、ジュンク堂書店の、良い意味でのプライドが感じられて、それもまたおもしろく読んだ。手に本を取って内容を確認する楽しみは何にも代え難い。時には、書店員のオススメに惑わされるのも楽しい。自分が気がつかなかった視点に気づかされる、だから嬉しい。それにしても、私の好きな長野の平安堂書店にリブロ関係の人がいたとは…地方の書店にしておくのはもったいない、と思っていたけど、やっぱな!(笑)納得。

  • 店長の著者が綴る書店、出版界の変化や販売の方法、書店員の奮戦記。 書店の日常や、その中で起きる小さな騒動などが、ユーモアたっぷりに書かれている。困ったお客様のこと、より魅力的な棚やPOPの作り方、デジタル化が進む書店業界の事・・・。書店の舞台裏をのぞいてみませんか。

  • 書店という商売は、何故か神秘的で崇高で不思議な魅力を秘めている。
    いつもお世話になっているジュンク堂の裏側・本音・秘密にちょっと触れられた気がする。

  • 本の流通や棚づくりなど書店のお仕事について面白く読んだが、この著者の語り口はあまり好きじゃない。

  • 書店員さんの仕事、業界ネタ、苦労、棚の作り方。一般人なので難しいところもあったけど勉強になりました。小売ならではの肉体労働と大変なお客さんなんかは共感しやすい。改めて、リアル書店含め書店員さんを応援したい!
    ただ、エッセイは文章に著者の人柄が出ますよね。内容は興味なかったけどこの人間味が好きだ!、って多い。この本はそこが…。 なんとなーく、文章のときどきに、高飛車?嫌味?な印象を受けました。

  • リブロ、ジュンク堂の勤務経験
    青山ブックセンターの倒産

  • 巨大書店ジュンク堂の副店長さんが書店のドタバタ日常を描いたエッセイ。やっぱりリアル書店は暖かいなあ、とほっこりした気持ちになります。

  • 書店員にも憧れる。図書館司書にも憧れる。力仕事と、理不尽なクレーム対応がいっぱい、というのもわかっているけれど・・・棚作りのこととか、ジュンク堂とその他の書店のこだわりとか。各文学賞のこととか。本屋さんに行きたいな。
    2012/5/27読了

  • ホームページに感想を書きました。
    「リアル書店の悲喜こもごも」
    http://www.ne.jp/asahi/behere/now/newpage023.htm

  • やっぱり本屋が好きです。

  • 書店の作り方がわかる!
    ネット書店では”売らない”ことで情報統制できちゃうのでは!?と不安になる。
    書評は朝日新聞がよさげらしい。あとラノベと京極が親和性あるらしい。そういわれると読者層がかぶる。
    新刊と古本が一緒に並ぶアメリカパウエルの本屋が成り立っている!!本屋で原書と日本語訳本をとなりにおいて売れるのも面白い。
    書店で客注をしてもいつごろ来るとかは言えないこと(amazonが特殊なだけ)が分かった。ごめん本屋さん。
    変な客には機械的に警備員さんでよし
    レイアウト図を作って棚を作ることが本屋の命。隣とのストーリーを考えながら。んで発注量を考える。どんなものを基本にするかすら店舗によって変わってくる。ほんとは作家50音順とか嫌みたい。
    図書館とは逆!探すのと出会いに行くのでは発想が逆になるのかしらん。
    あと図書館は購入が目的ではないから青田買いは難しい。でも興味を刺激しなくちゃ知的好奇心は満たせない。もちろん本屋だって売れなくては(他の本を呼び水にしてやるにしても)意味がない。
    ラノベに関して、オタク度が強くなりすぎると普通のお客さんが逃げるから、とことんは追わない。というのはなるほどと思う。
    広けれど浅いと狭いけれど深い、のバランスが全て。
    理工系が苦手なのは私も同じ。理工系の中での思想や理論の本だけでなくて、実用書的なものも入れるべきとはそのとおりだのう。
    社会科学系は、歴史の現代史がすぽりと抜けがち。授業でもあんまやんないし。ソ連とか。
    某大型書店では新刊を平積みしたらすぐPOPをつけろ!と教育されているとのこと。徹底しているなあ。
    書店発のベストセラーもいいけど、図書館発のベストセラーだってあっていいとおもうなあ。

  • 本が好きなら面白いです。
    書店業界の裏側がわかりますから。
    私も書店勤務にあこがれたこともありましたが、
    読むジャンルが限られていますから。
    幅広く読まないと難しいですね。
    司書の仕事にもあこがれますがそれもね・・・

  • 読みはじめてしばらくして、「あっ、これ前読んだ・・・」と気がついた。ただ最後まで一応読んだら、さすがに以前とは違った感じで読めた。

  • ジュンク堂の書店員、田口久美子氏による連載をまとめたもの、らしいです。

    書店からみた本を取り巻く環境のアレコレを書いていますが、本に関してとか、ジュンク堂や大型書店に関して多少の予備知識が必要(それでもわかんないことが多々あった)です。本屋好きには面白いと思います。

    実際、本屋大賞の内情だったり、どうして本屋で本を注文するとあんなに遅いのかっていう理由だったりがわかって面白いっちゃ面白いんですが…若い世代に対して、かつ、地方への無理解みたいなものがあって、読んでて気持ちのいいものじゃない時もありました。

    話も飛ぶし、6割方「愚痴」になってるところが不愉快。
    本人も「多愚痴」っていわれちゃ、かなわないから~みたいな文章書いてましたが、まさに「多愚痴」氏です。

    かつ、自分の部下に対して「あなたは恵まれてる。ジュンク堂○○店開店の時はうんたらかんたら」と説教?したりしてる模様。

    個人的に、こういう「俺の時代は大変だった」みたいな話大っきらいなので(そのあとに絶対「だからお前らの苦労なんてへの突っ張りにもならない」っていうニュアンスが含まれてるから)この本を評価したくもありませんが、面白いところもあったので、☆2つということで。

  • リブロやジュンク堂をよく知っている人、書籍全般に造詣が深い人には面白い本かもしれないけれど、私のようなごく一般的な本好きには面白いと思える箇所はあまりなかったなぁ。久世番子の『暴れん坊本屋さん』をイメージして読むと、ちょっと期待はずれかも。

  • 前著も面白かったけど、今回も面白い。ぜひ、読んで欲しい。あのジュンク堂だって注文の取り寄せには苦労しているんだということを知って欲しいし、棚作りに悩んでいることを知って欲しい。もっとも後者については僕等は棚のスペースが少なすぎることに悩み、彼女等は広すぎる棚をどう埋めるかに悩むんだけど。それでも、ジュンク堂の棚の作り方は勉強になった。書籍担当者の皆さんはぜひ読みましょうね、業界で活躍している人、活躍していた人が何人も出てくるし、それだけでも楽しい読み物になっています。

  • ジュンク堂の本棚をながめたくなりました。

  • <内容>本屋さんの棚には、私たちの未来がつまっている-。書店の店頭で日々奮闘する若い書店員たちの「右往左往」を書きとめた一冊。本屋さんの事件簿、大型書店オープンまでの道のりなど、書店の裏話が満載。

  • 池袋ジュンク堂の副店長が
    書店員としての毎日や思ったこと、書店についてを
    書いている本

    本屋といえば
    私の中ではジュンク堂
    それは幼き頃に
    父に大阪のジュンク堂は座って本読めるんだよと
    言われてからそんなミラクルな本屋あるの!?と
    これがきっかけ
    実際ほんとに座りながら好きなだけ本が読める

    だから私はジュンク堂が昔から大好きなんです
    東京の新宿に初出店と聞いた時は本当にうれしかった

    今回
    この本を読んだことで
    ジュンク堂について私が知ってることって少ないんだなと実感。
    もちろんジュンク堂のみならず本屋の仕事について
    あんまり考えることは今までなかったな

    でも確かに
    同じ本屋でも
    居心地のいい本屋と悪い本屋がある

    それは書店員の工夫次第なのかもしれない。

    ああ
    とりあえず
    ジュンク堂に行きたくなる本。

  •  リブロ→ジュンク堂と書店員を勤めた方の職場日記。 「暴れん坊本屋さん」も楽しかったが、リアル書店のネット書店の台頭を心配する話や大型書店の新規開店の模様などが興味をひく。 これは続編だそうなので、先の「書店風雲録」も読んでみます!

  • すばらしく身につまされると同時に勉強にもなった!
    (200809)

  • 本屋さんの裏側が見える本。おもしろいけど、大変だ。特に「本屋さんの事件簿」を興味深く読んだ。それにしても、本の置いてある棚の上に座って読む人って…あきれて、ものがいえない。どこにもかしこにも田口さんをはじめとする書店員の、ジュンク堂書店の、良い意味でのプライドが感じられて、それもまたおもしろく読んだ。手に本を取って内容を確認する楽しみは何にも代え難い。時には、書店員のオススメに惑わされるのも楽しい。自分が気がつかなかった視点に気づかされる、だから嬉しい。それにしても、私の好きな長野の平安堂書店にリブロ関係の人がいたとは…地方の書店にしておくのはもったいない、と思っていたけど、やっぱな!(笑)納得。

  • 春に、久々に訪れたジュンク堂池袋店で棚を見て、「圧倒されるというのはこういうことか」というくらい圧倒されて帰ってきた。
    それほどまでにまぶしかった天下のジュンク堂だが、困ったお客さん、客注の大変さ、ジャンルわけの苦労…悩むところはどこでも同じなんだなと共感ポイント多数。話題本の在庫確保に右往左往するのはジュンクもなのね。
    そして、田口さんがかつていたリブロとジュンクの棚作りの違いをとても興味深く読んだ。個人的にツボだったのは、各章タイトル下のイラストにあるコメント。例えば、「きみたちが嫌いなわけじゃないよ」と言いながら返品作業、とか(笑)こんな細かいところにもさりげなく共感ポイントがあって、読んでいて嬉しくなった。
    またそのうち、刺激を受けにジュンク堂池袋店に足を運んでみよう。

  • ジュンク堂の舞台裏がわかる1冊。実際に書店員をしている田口さんの語り口調で独特なテンポの文章から、リアルに伝わってきますし、本屋さんに行きたくなってきます。本屋業界のことがわかって、どの業界も大変なのだなぁとしみじみしました。

全44件中 1 - 25件を表示
ツイートする