削除ボーイズ0326

著者 :
  • ポプラ社
3.27
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本棚登録 : 528
感想 : 129
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  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591094723

感想・レビュー・書評

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  • 第1回ポプラ社小説大賞受賞作です。よく考えてるなぁ〜〜っていうのが最初の感想です。設定が小難しいのに登場人物が小学生中心のせいか、一気に読めました。作者のはかなり緻密に作品を書く人のようです。次の作品が楽しみ♪

  • 小学生がフリーマーケットで手に入れた装置。それは実際に起こった出来事を削除する事ができてしまう。設定は面白いけど、主人公は妙に大人びた小学生だし、事件も盛り上がりに欠ける。がっかりの作品でした。

  • 内容(「MARC」データベースより)
    直都が手に入れたのは、出来事を「削除」できる装置だった。
    削除したいのは深爪の傷、息苦しい現実、それとも忘れられない過ち?
    生命力に満ちた人物造形と疾走感あふれる筆致が織りなすリアル・エンターテインメント。

  • 第一回ポプラ社小説大賞受賞作。
    3分26秒だけ出来事を削除できる装置を手に入れた小学生の物語。
    自分がもしその装置を手に入れたら何に使うだろう?と、思わず考えたくなる。
    とても読みやすくて単純に面白い作品でしたが、「あと一歩」感が否めないのがちょっと残念。全てをうまくまとめきれていないような感じは受けてしまう。
    それでも、十分楽しめるの作品です。

  • えっと、某出版社主催の新人賞1位でしたね。とかく賞金が高額で一躍有名になってしまいました。
    ちょっと微妙でした。伏線がちゃんと解明されないまま収束したっていう印象。次回作に期待です。

  • 第1回ポプラ社小説大賞の作品ということで、さっそく購入し読んでみた。王様のブランチであらすじをきいていただので、よくあるタイムトリップの小説だろうとおもっていた。読み終わって、それは完全に違っていた。自分の時間をKMDで削除できるが、最後の最後では、現実の大切さを知る。そんな、グッチ、ハル、コタケ、浮石の物語。よくできていると思う。これ以上書くとねたばれするから、やめておこう。ぜひ読んでもらいたい。ポプラ社さんiい作家を発掘していただきました。

  • 過去最高の賞金2000万円のポプラ社小説大賞の第一回受賞作。ある日、12歳の直都は3分26秒の時間を削除できる装置KMDを手に入れる。彼はKMDを使い、仲間たちとともに不都合な事件を次々削除していく。しかし、装置を使い続けるうちに、彼らの今に深刻な歪が生じてくる…。最初は児童文学っぽいなぁ…と思っていたんだけど、中盤に差し掛かるにつれて、引き込まれるようなドキドキ感が生まれてきました。ただ、一作目だからか、終盤であったり、色々なところに??という感じが多かったです。素直に楽しめる人にはいいと思いますが、僕としてはおしいなぁという印象が拭えませんでした。次に期待;

  • これは『第一回ポプラ社小説大賞』の、大賞を見事にゲットされた作品です。
    帯に書かれている、『消せない何かがあると信じたい』と言う言葉に惹かれました。
    私は結構帯に書いてあることに洗脳されやすいみたいです・・・。
    最初のプロローグを読むと、『何だいきなりこの展開は・・・』と困惑しますが、最後まで読むとその謎が解けます。
    小学生が主人公なので、行動が若いです。でも着いていけ無い程のテンションじゃないかな。
    主人公の川口(グッチ)を取り巻く個性豊かな方々が、皆良い感じです。『あぁいるよなこんな奴・・・』って感じで、ポンポン読み進められる本です。続編やってくれないかな。

  • ラスト近くはスピードに乗って読めましたが、あやっぱり。。。という気分です。。。
    グッチ・ハル・浮石のキャラはよかった(^^)

  • 題材は良かったんですが...。
    次回に期待!

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