とりになったはっぱのはなし

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (27ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591095218

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  • 〝昔むかしの、ずっと昔、昔を千ほどいった昔のこと。神様が初めて山をおつくりになったばかりの時のこと...春になると、その山に初めて木がはえて...木はぐんぐんと伸び、枝を伸ばし、葉っぱが一杯ついた...やがて季節が移り、冷たい風が吹いて、降る雨も冷たくなった...葉っぱたちは、ひらひらと木の枝を離れ、散り始めた...「可哀そうに」と、神様は溜息をついた「なんとかして、この葉っぱたちを死なせないでおきたいものだ。いい考えはないものか・・・」〟原爆投下直後の広島で救援活動にあたった<今西助之>さんの作品。

  • おもしろい
    低学年

  • あらまあいい話

    神様が落ちた葉っぱをあわれんで、
    息をふきかけたらことりになった
    って話

  • 2007.4.読了

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著者プロフィール

●児童文学作家。1923年大阪府生まれ。早稲田大学仏文科卒業。在学中から早大童話会に属し、児童文学を志す。主な児童文学に『肥後の石工』『浦上の旅人たち』『光と風と雲と樹と』。そのほか絵本に「源平絵巻物語」シリーズ、『土のふえ』など。日本児童文学者協会賞、野間児童文芸賞、小学館文学賞、芸術選奨文部大臣賞など受賞多数。1992年紫綬褒章を受章。2004年逝去。

「2017年 『ヘレン・ケラー自伝 (新装版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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