ズッコケ中年三人組age41

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 41
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591095300

作品紹介・あらすじ

ズッコケ三人組のマドンナ北里真智子が29年前と同じく突然あらわれた!政界・財界に多くの顧客をもつ美しいカリスマ占い師となっての登場だ。国際的なスパイ組織に追われていた真智子を救った三人組の心はあの頃と同様にふるえた-。

感想・レビュー・書評

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  • テレビで話題の占い師、鞍掛真智子がミドリ市にやってきた。
    三人組は小学生のころ、真智子が借金取りから逃げるのを手伝ったことがある。そんな縁があって彼らは有名人との再会に浮き足立つが、真智子は占いがイカサマだと告発され、姿をくらましてしまう。
    あやしい記者がうろついたりするなか、ハカセのもとに真智子から連絡があり、ミドリ市に隠れるためにマンションを借りてほしいと頼まれる。
    ハカセが部屋を借り、ハチベエが保証人になって真智子を守ろうとするが、真智子はいつのまにかミドリ市を離れて東京で復活していた。

    -----------------------------------------------

    占い師になった真智子にハカセたちが翻弄されるのも面白いし、ハチベエがモーちゃんに「おまえに誕生日なんてあるのか」と言い放つのも面白い。そしてモーちゃんがハチベエの誕生日プレゼントとして100円ショップのハンカチを買っていこうとするのも面白い。

    真智子の思惑はわからないままだったが、三人組の会話だけでお腹いっぱいになるほど面白かった。
    ハチベエの名前は八谷良平だが、これも大谷翔平みたいで面白く思えてくる。

  • ズッコケ3人組の大人編の第2作。

  • 本文中に 小学生時代の エピソードが チラチラ出てきて 思いだし、そうそうと 楽しめた。
    最後、尻窄みで なんか 残念(>_<)

  • 図書館で順番に借りてます。
    日常の謎スタイルで、謎そのものはシンプルだしわかりやすいのですが、前作も含め懐かしさが先に出てきますね。

  • 大きな事件があるわけでもなくフツーの日常を淡々と。少しだけ気になる点が読む気を引っ張ってくれた。ほっこりします確かに。

  • おとな向け児童文学。


    なんのこっちゃ?とツッコミ入れられそうなジャンル名が思い浮かんだ一冊。

    「ズッコケ三人組」シリーズは、小学校高学年の頃に7~8冊位読んでいたので、懐かしさは満点。
    (当時の時点で、12~13冊は刊行されてたかな)


    児童文学の金字塔(全50冊、永遠の小学6年生)の主人公トリオが、中年になって帰ってきた…。 読んで育った世代ならワクワクすること間違いなし(笑)。


    中身は……まあ、題材こそ大人向けとなってはいたが、雰囲気は本家シリーズのまんま。

    一般小説として読むには幼稚さが目について大人の鑑賞には耐えられないだろうけれど、元ネタ世代が上記のように“おとな向け児童文学”として読むなら十分楽しめる♪

    ★3つ、7ポイント。
    2015.11.19.図。

    ※実はこのシリーズは、2冊目の読了。
    4~5年ほど前に手に取ったのが、3人組が40歳になった設定の「ズッコケ中年三人組」。

    今作は、それに続いての「三人組Age41」であり、その後も「Age42」「Age43」・・・と続いてるらしい。

    続編ものんびりと読んでいこうかと♪

  • サラサラっと読んでニンマリ。ま暇つぶし用ではあるが、こんな呑気な中年LIFEを過ごしたいもんだ。

  • 中年第二弾。
    マコが再登場。今、ズッコケ三人組も同時に読んでいるからすんなり読めた。

  • 20140518読。

  • このために過去作品を読み返してからこちらに入った。その方がより理解しやすいのでお時間がある方は是非。
    中年になっても3人がわちゃわちゃしてるところが見れておもしろかった。大人の距離感、冒険はこういう感じなんだなあと。

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著者プロフィール

那須正幹(なすまさもと):広島県生まれ。児童書の大ベストセラー「ズッコケ三人組」シリーズ全50巻(日本児童文学者協会賞特別賞・ポプラ社)をはじめ、200冊以上の本を執筆。主な作品に『絵で読む 広島の原爆』(産経児童出版文化賞・福音館書店)『ズッコケ三人組のバック・トゥ・ザ・フューチャー』(野間児童文芸賞・ポプラ社)など。JXTG児童文化賞、巖谷小波文芸賞など受賞多数。

「2021年 『めいたんていサムくんと なぞの地図』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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