ミステリ-セレクション (4)

著者 :
制作 : 赤木 かん子 
  • ポプラ社
3.42
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本棚登録 : 24
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591096383

感想・レビュー・書評

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  • <Mystery Selection 4 : Mystery is Delicious>

    装画/ひらい たかこ
    装幀/植田麻奈美(井上則人デザイン事務所)

  •  赤木かん子さんが編者で、テーマに沿ったミステリを集めた1冊。
     今回のテーマは「ごはん」だそうで。
     「グルメ」て言い方でなく、「ごはん」ていうところが、児童書だから?


    ○アラカルトの春(O・ヘンリ)【★ ☆ ☆ ☆ ☆】
     、もともとの話がそうだったのか、訳者の訳し方のせいなのか、何を言ってるのかさっぱり分からなかった。
     話がいちいちくどい。

    ○ママは賭ける(ジェイムズ・ヤッフェ)【★ ★ ★ ☆ ☆】
     ブロンクスのママのシリーズのですね。
     謎解きはいいけれど、これがもし実際に起こった事件だとして、この状況まで事が進んでいたとしたら、果たして今さら証拠を見つけるとか裏付けを取るとか出来んだろうかと思う。

    ○料理女を探せ(アガサ・クリスティー)【★ ★ ★ ★ ☆】
     ポワロシリーズ。
     私、ポワロといったら、デヴィッド・スーシェさんが演じ、熊倉一雄さんが吹き替えをやったドラマなので、小説を読んでても、それを思い起こしちゃうのね。
     だから、何かつい、口調が違う…とか思っちゃう(笑)

    ○砂糖合戦(北村薫)【★ ☆ ☆ ☆ ☆】
     前に、北村さんの別の作品を読んで、別に全然嫌な感じじゃないのに、まったく頭に入って来なかった…てことがあったんですけど、別作品でこのたび再チャレンジ。
     そして、あえなく惨敗。
     何をどうしても、話が頭に入って来ない。

  • 子供にも楽しめるミステリー集。
    この巻は、「ごはん」がテーマの話。

    「アラカルトの春」・・・O・ヘンリ
    「ママは賭ける」・・・ジェイムズ・ヤッフェ
    「料理女を探せ」・・・アガサ・クリスティ
    「砂糖合戦」・・・北村 薫

  • 「食」をテーマにした、短編ミステリー4話収録。お茶でも飲みながら、日常生活のささいな謎を論理的に解いてみましょう、というティー&ケーキ・ミステリー集。ストレートな殺人はないので、怖くありません。1.『アラカルトの春』O・ヘンリ ★★    恋する若い2人の微笑ましい話2.『ママは賭ける』ジェイムズ・ヤッフェ★★★    警官のママは安楽椅子名探偵3.『料理女を探せ』アガサ・クリスティ★★★★    ポワロが消えた料理女の謎を解く4.『砂糖合戦』北村 薫 ★★★★★    紅茶に山ほど砂糖を入れる魔女3人?特に『砂糖合戦』は私の大好きな作品です♪

O.ヘンリの作品

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