あやつられ文楽鑑賞

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著者 : 三浦しをん
  • ポプラ社 (2007年5月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591097830

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あやつられ文楽鑑賞の感想・レビュー・書評

  • 三浦しをんによる、大変取っつきやすい文楽指南本。
    以前、しをんさんの「仏果を得ず」を読んで文楽に興味が湧き、見に行きたいと思いつつもまだ見に行けていないのだが、この本を読んでますます行きたくなった。
    大夫、三味線、人形さん達とのお話も面白いし、有名な演目の内容を分かりやすく書いておられて、そのタッチがしをんさんらしくて結構爆笑。この本一冊読めば、文楽に対する予習は完璧と言っても過言ではない。
    文楽に関係する歌舞伎や落語などにも触れている。ちょうど最近、近藤史恵さんの歌舞伎が舞台のシリーズや、大倉崇裕さんのオチケン!シリーズを読んでいたので知っている演目も出てきて嬉しかった。文楽・歌舞伎・落語と見に行きたいものがどんどん増えていく…。嬉しい悲鳴。

  • 久しぶりに読んだけど、やっぱり面白い!伝統芸能にかぎらず、そのほかの分野でもこの人が愛を感じているものをいろいろ紹介してみてほしいなぁ…。本みたいにマニアックに愛しているものより、「一般人目線」(といっても、本書けるぐらい観ている時点で、普通よりかはかなり興味も知識もあるとは思うけど)で、楽しみ方の入門本という位置づけで書いたもののほうが、個人的にはとっつきやすい。今度は「仏果を得ず」が読み返したくなった。
    勝手な願いだけれども、最近興味があるので、落語のことも書いてほしい。

  • 人形浄瑠璃(≒文楽)の導入教本みたいでした。

    いきなり楽屋訪問から始まりましたが、著者があの手この手で文楽の魅力を篤く語ります。どうやって文楽を好きになったのかではなく、読み手を好きにさせたいという思いを強く感じました。歌舞伎や落語と比較してみたりもします。個人的には歌舞伎で好きな古典の十八番「仮名手本忠臣蔵」や「義経千本桜」が例に出されていて分かりやすかったです。上演される小屋についても細かく書かれていました。

    浄瑠璃にまで手を出したら大変なことになりそうだ・・・と思いながらやっぱり観に出かけたくなってしまいました。今日も三浦しをんさんに感化されて国立劇場に行ってしまった身近な人がいます。私も八王子の車人形あたりから行ってみようかしら。

  • 面白い!古典芸能がこんなにツッコめるものだったとは。すぐにでも国立劇場に文楽を観に行きたくなった。2月公演のチケットを予約しよう。

  • この前初めて文楽を観た。
    それが思ってた以上に面白くて。
    違う演目も観たくなりました。
    お芝居のあらすじを面白く楽しく三浦さんフィルターを通したものを
    教えてもらった気分です。
    大まかにしか知らなかった世界がもっと楽しそうで。
    また観に行きたいなと、興味が沸いてきました。

  • 小難しいと思っていた文楽ですが、
    この本の現代的解釈&軽快な語り口にとても親しみがわきました。
    (特に、女殺油地獄の主人公の心の移り変わり解釈がとても納得できた)
    本書は絶版のようですが、文庫版も出ているようですね。

  • 文楽への情熱と楽しい文章で解説されていて、また文楽を観てみたいという気持ちにさせられました。三浦しをんさんがあまりにも熱く語るので、こちらまで文楽大好きなような錯覚に陥ります。あれはほんと眠たくなるけど寝てもいいと書いてあったことだし(笑)三味線の調子や節にもっと注意したりして、違った目で(耳で?)見てみたいです

  • 文庫で読んだのですが、ブクログの中に文庫の登録が無いようですね。

    『仏を得ず』がとても面白かったので、こちらも読んでみました。

    面白い!!!

    最近、古典落語を聞くようになり、ある舞台で義太夫さんの声も聞き、浄瑠璃に興味を持っていたところなので、なおさら引き込まれて読みました。

    本を読んでいて、声を出して笑ったのは久しぶりです。

    私もはまってしまうかも、12月に文楽を観に行くことにしました。

  • 三浦しをんさんが書かれた文楽超入門書。
    読むのは2度目です。

    小説『仏果を得ず』も楽しい読み物ですが、こちらはしをんさん自ら劇場に足を運び、関係者の方にお話を聞いたり、文楽を観劇したりした記録を「しをん節」で綴った本。
    とにかく面白いのが『仮名手本忠臣蔵』にツッコミを入れまくっているところ。
    確かに現代人の感覚とはちょっとズレてます…
    あと1冊通して、文楽作品の作者・三好松洛をいじり続けるところも笑っちゃいます。

    「器」である人形に、太夫・三味線・人形遣いの三業が「命」を吹き込む文楽。
    時代を超えて変わるもの・変わらぬものを感じることができる文楽。

    文楽素人のしをんさんが、観て聞いて感じたことを熱い思いをこめて語っているので、「ちょっと文楽見に行ってみようかな?」という気持ちになります。
    いい意味で伝統芸能の敷居を下げてくれる本だと思います。私も今年中には劇場に足を運んで、生の文楽を味わいたいです☆

  • 文楽なんて興味なかったのに…。
    来年観に行ってしまいそうな勢い。
    というくらい、面白く紹介してあるんです。
    →初春公演に行ってきました!
    →20110409 ついに!「女殺油地獄」を見た!咲太夫さん&燕三さん に与兵衛を遣う勘十郎さん! 面白かった…。

  • しをんのしおりを読んだあと文楽が気になって気になって・・・
    いやあ、文楽の魅力が詰まっててチケットをとろうかと迷い中
    しをんさん独特の解釈や現代風語訳がおもしろくて読むのが止まらなかった。

  • 『舟を編む』で2012年の本屋大賞を受賞した三浦しをんさんの作品ですが、こちらは小説ではなく、文楽の紹介本です。

    かなりの初心者目線から始まるので、「文楽」って人形を使うもの?くらいのレベルでも
    すんなり読み進むことができました。中でも、いくつかの演目を初心者ならではの驚きや感動を踏まえておもしろおかしく紹介してくれるので、文楽を知らない方にも、詳しい方にもお勧めです。

    <あお>

  • 文楽の世界も実に面白く思わせてくれたきっかけです。
    なお、三浦さんの文章力‼︎例えの巧妙さに脱帽‼︎

  • 「仏果を得ず」で初めて知った文楽の世界。
    念願かなって初めて見に行くことになったので予習。

    楽屋訪問などミーハーの視線で分かりやすく解説されていてとても面白かった。
    「女殺油地獄」「仮名手本忠臣蔵」は歌舞伎で見たことがある舞台だが、文楽と歌舞伎の違いの解説を読んで比較してみたくなった。

  • かな~りミーハーな しをん流文楽案内(笑)

    文楽なんて 敷居が高そうだし、とっつきにくいし、どこから攻めればよいのやら・・・私も含め、日本人のほとんどの人が こんなもんだと思います。

    ところがどっこい、この本はいきなりの「楽屋訪問」から始まるのである。読者は いきなり基礎知識もないまま 楽屋に連れて行かれ、何が何だかわからないまま、しをんさんの熱の高さにまきこまれ、読み終わる頃には すっかり文楽を見たくてしょうがなくなっているという、なんとも オソロシイ本なのであります。

    「仮名手本忠臣蔵」「女殺油地獄」などの あらすじも紹介されており、これまた しをんさんのツッコミが 満載で、実に楽しい。
    というか、伝統芸能に ツッコんでいいのだ!!と、目からうろこでした。堅苦しい上から目線の解説ではなく、観客として素直に楽しみ、驚き、憤慨し、手に汗握る・・・そんな語り口だから この本は楽しいのだなあ。

    いつの日か 文楽を生で見てみたい。そう思わせてくれる本です。












     

  • ミーハーなのかしら。

    もう、文楽見たくて仕方がない!!!
    歌舞伎も!落語も!


    観ても言葉がわからないだろうな。
    観ても展開についていけないだろうな。

    そういう思いが強く、興味がないとは言わないが、自ら行くほどでは・・・と考えていましたが。


    そっか。予習すれば良いんじゃんね。
    少なくとも、この本で紹介されてた段は楽しめる気がします笑
    いやあ、「三浦訳」文楽、もうびっくりするくらい面白いんだけど!
    そんな突っ込んじゃう!?と思いながら、一緒に笑ってしまう。

    昔と今の価値観の違い。
    その差も、魅力なんだろうなあ。
    同じように、観る聴くことはできないだろうけれど。
    (娯楽が文楽しかない時代・・・想像するのも難しい・・・)

    『本朝廿四孝』奥庭狐火の段
    『仮名手本忠臣蔵』1日かけて全部観たい
    『寝床』ジャイアンリサイタル部分
    『桂川連理柵』なんか昼ドラっぽいらしいので多分好き
    『女殺油地獄』何か観た後で観たい。モノローグなしというのが気になる



    それにしても、この表紙何かを思い出すなー、と思っていたら、『三四郎はそれから門を出た』と同じとこから出てるのねw

  • 軽ーく読める文楽入門書。古典芸能に対して、かしこまらずに自由に楽しんでいいんだと、勇気づけられた。

  • 文章を書く能力も勿論そうだが、
    適度な妄想力があるといろいろなことが楽しめるのだなと思った。

  • 面白かったです。

  •  日本の伝統芸能・文楽、興味はあるが今まで見たことがなたったけど、三浦さんの熱意に影響され、見てみたいと思いました。
     有名な作品のあらすじを三浦さんの言葉で書かれていたのがわかりやすくてよかった。

  • 「仏果を得ず」と併せて読むと面白いよ。
    仮名手本忠臣蔵の解説が面白かった。
    登場人物がみんな極端すぎて。

    とりあえず、一回文楽観に行きたいわーーー。

  • 直木賞作家の著者が文楽を紹介している本。東濃地区は文楽が盛んな土地です。文楽は江戸時代に人形浄瑠璃ができたことから始まっている。義太夫を語る「大夫」三味線を弾く「三味線」人形をあやつる「人形」の三業からなる伝統芸能です。
    この本は、著者が人間国宝の楽屋に訪ねてたり、「歌舞伎」と同じ演目も実は文楽が先に出来ていること、また江戸時代は人形浄瑠璃が生活に入り込んでいたので「落語」にも取り入れられていることなどなど文楽のことがよくわかります。一緒に文楽の小説『仏果を得ず』もいかがですか。

  • 文楽への聞きたくても聞けないようなちょっとした疑問等も三浦さんが突っ込んでくれる形で、非常に分かりやすい文楽入門書になっていると思う。文楽に行きたくなりました。

  • fr.Amazon「「この本は、文楽観劇のド素人であった私が、いかにしてこのとんでもない芸能にはまっていったかの記録である」と著者がかたる、小説『仏果を得ず』とあわせて読みたい文楽エッセイ。文楽の真髄に迫るべく、資料を読み、落語を聞き、技芸員に突撃インタビューを敢行する。直木賞作家が人形浄瑠璃・文楽の魅力に迫る! 」

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:777.1||M
    資料ID:50700150

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あやつられ文楽鑑賞の作品紹介

「この本は、文楽観劇のド素人であった私が、いかにしてこのとんでもない芸能にはまっていったかの記録である」。日本がほこる伝統芸能に、笑い、ツッコミ、ときに涙する。若き直木賞作家が、文楽の魅力に迫る。

あやつられ文楽鑑賞の文庫

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